Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    昴の部屋

    思いついたネタ投稿。書きたいとこだけ。落書きも。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    昴の部屋

    ☆quiet follow

    ちょうぎとぶぜん(notCP)
    ぶぜんの魅惑の膝枕。

    長義が目を覚ますと目の前に豊前の顔が。

    「………は?」
    「お!その反応は初めてだな!」

    豊前に膝枕をされている事に気づいた長義。信じられないという顔。
    対して珍しい反応に楽しそうな豊前。

    何でこんな事になってるのか全く思い出せない長義。腕で顔を覆う。

    「状況を整理させてくれ。…何で俺は君に膝枕されているんだ?」
    「ん?何か疲れてるみたいだったからよ。『一休みしていくか?』って聞いたらそのままぐっすり寝ちまったってわけだ」
    「ぐっすり…?どのくらい寝てたんだ俺は」
    「大体1時間ってところか」
    「1時間⁉︎」

    絶望する長義。耐えきれず吹き出す豊前。長義の頭を優しくポンポン叩く。

    「たまにはいいんじゃねぇか?最近ずっと忙しかったみてーだし」
    「はぁ…君も少しは起こそうとするなりしたらいいだろう。何でされるがままなんだ」
    「特にやることもなかったしな!それに気持ちよさそうに寝てるのに起こすのも気が引けたからよ」
    「……この事は内緒にしてくれ…とくに偽物くんには」
    「あいよ!」


    実はその偽物くんに見られていて、偶に強制的に休ませる為に豊前の膝枕に連行される長義の姿が目撃された。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👍👍👍👍👍☺☺☺☺☺☺👏💞💞💖💖
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    other8e

    MOURNING幸せであれ
    ※しじみ食べたことないので食感は検索してみたけど実際のところ知りません
    「嶺二」
    ぼくの名前を呼ぶ声にゆっくり目を開けると、ベッドの端に腰をかけたランランの姿があった。
    「おはよう、嶺二。やっと起きたな」
    ランランはぼくの頬をそっと撫でてふわりと微笑む。少しくすぐったい。カーテンの隙間から射し込む陽の光が、ランランのまだセットしていないふわふわの髪の毛を明るく照らしてきらきらと輝いている。
    「いまなんじ?」
    身を起こしながら聞くと、7時だと教えてくれた。ちょうどいい時間だ。
    体を起こしたものの疲労の残る体はまだ少しだるくて、ベッドの上でぼうっとしてしまう。ランランの小さく笑うような声が聞こえたかと思うと、ぎしりとベッドの軋む音と唇に優しく触れる感触。それにうっとりとする間もなくランランはぼくから離れて、物足りなさを感じて見上げるぼくの髪を大きな手でくしゃくしゃとかき乱した。
    「ちょっとー!」
    「目ぇ覚めただろ?朝飯作ってあるから早く顔洗ってこい」
    「うん」


    着替えは後回しにして、顔を洗って歯を磨いてリビングに向かうと、美味しそうな匂いがぼくを待っていた。
    「わー!すっごい!和食だ…!」
    テーブルには、お味噌汁に焼き鮭に卵焼きが並んでいて、どれもまだ白い 2846