昴の部屋☆quiet followDONE※94。ドラロナ。流れ星を見たにっぴきの続き。ドラルク視点。 砂から戻って先に行くロナルド君達を気にしつつ空を見上げる。 …流れ星は嫌いだ。 嫌いになった、と言うべきか。 輝き、一瞬にして散る様はまるで私たちとは違う時の流れを生きる人間を連想させるようで。 そんな風に、星を見るようになってしまうとは。 視線を戻してロナルド君達を追いかける。 (まさかこんな5歳児に心奪われるなんて、人生何があるかわかったもんじゃないな) それにほんの一時だとしても私以外に縋っているのも気に入らない。 (ねぇ、そんなものに願うくらいなら私を頼ってよロナルド君。)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 昴の部屋DONE❄️🌺♀※後天性女体化※書きたいところだけ書いた小説もどき※急に非公開にする可能性あり18歳以上?(高校生不可) 2762 昴の部屋DONE鶴さに♂※捏造設定でオリジナル審神者♂が出てきます。顕現して初めて主に会った時、…あぁ、俺は関わらない方がいいって直感的にそう思った。何故だかはわからない。 ただ、真っ直ぐ俺を見る主の瞳が苦手だった。 主には極力近づかない様にしたが、そうは言っても使われないことには顕現した意味がない。主からの指示はそつなくこなし、その度に必要最低限の会話のやり取りはした。やはり主の瞳が見れなくて常に視線は主の足元にあったが。 顔が見れない分、声や雰囲気で主のことが何となくわかる様になった。数ヶ月共に過ごしても未だ視線を合わせない俺に主は時折悲しそうだった。 そんなある日、俺は部隊に選ばれ出陣した。遡行軍を倒し、歴史を守る。正しい歴史になる為に消えゆく命から目を逸らさずに。 1119 昴の部屋DONE※94。ドラロナ。流れ星を見たにっぴきの続き。ドラルク視点。砂から戻って先に行くロナルド君達を気にしつつ空を見上げる。 …流れ星は嫌いだ。 嫌いになった、と言うべきか。 輝き、一瞬にして散る様はまるで私たちとは違う時の流れを生きる人間を連想させるようで。 そんな風に、星を見るようになってしまうとは。 視線を戻してロナルド君達を追いかける。 (まさかこんな5歳児に心奪われるなんて、人生何があるかわかったもんじゃないな) それにほんの一時だとしても私以外に縋っているのも気に入らない。 (ねぇ、そんなものに願うくらいなら私を頼ってよロナルド君。) 250 昴の部屋DONE※94。ドラロナ。流れ星を見たにっぴき。ロナルド視点。「おっ、流れ星。」 急いで俺は手を組み目を閉じる。 「若造、流れたあとに願っても意味ないぞ。そんな事も知らんのかこの5さスナァ」 「ヌーッ」 ドラルクの方を見向きもせずグーパンして、砂と化した主人のそばで泣いているジョンを抱え上げる。 「そんくらい知ってるわバーカ!行くぞジョン」 …そう。知っている。それでも流れ星を見たからには願わずにはいられない。 (あのクソザコ。俺の気持ちも知らねーくせに) 俺の気が沈んだのが伝わったのか、心配そうに見つめるジョンを抱きしめた。 (お前を好きにならなきゃこんな必死に願ったりしなくてすんだのに) 276 昴の部屋DONEまんばちゃんとかしゅーくん。すてでのお互いの呼び方が良かったので。いつからか、くにひろときよみつ呼びに変わった2人。「「国広」」 同時に呼んでしまった加州と和泉守。 振り向く山姥切と堀川。 躊躇せず堀川は和泉守のもとへ、山姥切は加州のもとへ向かう。 「…なんだ、にやにやして。用があるから呼んだんじゃないのか?」 「にやにやの理由はなーいしょ」 「?」 (前は振り向きもしなかったのに。今は俺が国広って呼ぶのは自分のことだって自覚してるってことだよね。) 174 昴の部屋DONEくわぶぜ。こてくん視点。りいだあに用があったので探していると、縁側に座っているのを見つけた。 「り…」 声をかけようとしたのだが、もう1振りいることに気づく。りいだあに膝枕された桑名さんだ。 桑名さんは眠っているのか、りいだあは優しく頭を撫でている。 ーーその表情は愛おしく、まるで宝物を見るようで。 見ている私もつられて微笑んでいた。 彼らの邪魔をしては悪い。用事も特に急ぎではなかったので、私はその場を後にした。 200