オルト☆quiet followTRAININGタイカケムッツリスケベのタ リズム良く、曲を奏でるよう動いていたカズオの指がピタリと止まった。「んっ、んー!」 変な声を出しながら大きく伸びをすると、どこかからボキボキと音が鳴った。ずっとおんなじ姿勢をしていたから、かなり凝っているのだろう。筋肉が凝り固まるのは絶対に良くない。あんな状態でレッスンしたら、痛めてしまうかもしれない。「なぁ、カズオ。もう仕事終わったのか?」「うん! さ、レッスン行こう!」 くるりと椅子ごと回って、ベッドに座っている俺を見るカズオの表情は、どこか疲れている。「そんなんで練習したら、怪我すっぞ」「え?」 立ち上がってカズオの手を掴み、引っ張ってベッドに寝転がす。驚いた顔をしていたカズオだったけど、俺が「うつ伏せ」と言ったら素直に従った。「な、なに?」「マッサージしてやるよ」 言いながら背中をそっと撫でると、カズオは「へぁ?!」とへんな声を上げた。俺は構わずカズオの背中を擦ってから、上から順に揉んでいく。「え、ちょ、なんで? 嬉しいけど……」「そんなガチガチの状態で練習したら、筋肉痛める。ちゃんと解してから」 カズオは納得したのか「おねがいしまーす」と言って大人しくなった。ゆっくり揉んでみるが、固くて心配になる。まぁ、野球とかじゃねーから普段肩に気を遣わないのもわかるけど。「でもタイガきゅん、マッサージなんてちゃんとできるの?」「まぁ。よくじーちゃんやばーちゃんにしてたし、雑誌でも筋肉の解し方見た。ナントカ筋がここにあるから、って読んだ」「え! 適当過ぎて怖いんだけど?!」 そう言って起き上がろうとするカズオを抑えこんで、マッサージを続ける。筋肉の名前とか理屈は忘れたど、図ははっきり覚えてんだ。間違いない。「あーでも、気持ちい。上手だね」 柔らかい声でカズオがそう言った瞬間、カッと身体が熱くなった。なんだ今のセリフ。エロい。 俺は邪念を祓いながらマッサージを続けるけど、カズオはそんな俺の気も知らずに、「あ……」とか「ん……」とか声を出す。そんなつもりはないんだろうけど……。「ホント、気持ちぃ~」「ん……」 最悪だ。カズオの全身に正当な理由で触れるのは最高だけど、最悪だ。「ありがとね、タイガ。タイガって、なんだかんだホントおれっちに優しいよね」「おう……」 カズオはいつも、俺のことを純情だなんだって言うけど、実際そうでもない。だって、今だってこうしてやましい気持ち抱きながら、カズオに触れてる。素肌に触れたいと思ってる。バレたくない。カズオの想い描く「理想のタイガきゅん」を、今はまだ守りたい。「終わった練習な」「うんっ」 あぁ、出来ればこのままもっと触っていたいけど、ボロが出る前にさっさと練習に行かないと。Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow オルトPROGRESSでき…た?タイカケポスター オルトPROGRESS出来てきてる!!!ポスター!見て見て!させて! オルトPROGRESSポスター進捗 オルトPROGRESS盗賊×商人。だいぶ、完成に近づいてきた……!! 2 オルトPROGRESS盗賊タきゅん進んだ~!けどまだまだ先は長い……。 オルトPROGRESS盗賊くん……っ