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    オルト

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    オルト

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    1056文字
    スチパンのタイカケ
    例のアレなので欠損注意

    「ねぇ、あのさ……ちょっと、ね、タイガ……!」
    「…………」
    「タイガってば!」
    「あ? なに?」
     少し強めの声で言うと、タイガは顔を上げて手を止めた。
    「ちょっと、さっきからどこ触ってんの」
    「どこ、って……」
     腕と脚の整備に来た俺は、先程からパンツ一丁の恰好でベッドに転がっている。片腕と片脚を外した状態だから、上手く身動きが取れない。そんな不自由な俺の身体(主に胸)をじぃっと見ながら、タイガは乳首のすぐ近くや脇の下辺りを撫でている。
    「なんでそんなところ、さわるんだよ……」
     俺が尋ねても、タイガは不思議そうに首を傾げるだけで答えない。マジで、何考えてんのコイツ!
    「なんか、触りたかった……から?」
    「そ、そっか……」
     触りたかったんなら仕方ない……って、んなわけあるか!
    「なんでよぉ? こんな生身の身体……整備には関係ないしタイガきゅんには興味ないんじゃない? だっておれっちの身体よ?」
     そりゃ、おれっちがタイガきゅんの大好きな猫ちゃんだったら触りたいって気持ちは理解できるけど、俺は、ただの人間の男だ。どちらかと言えば筋肉質だし、触ったって面白くない。それに、タイガがの興味が向いているのは機械の身体の整備で、俺の元から備わっている生身は……。
     自分で考えておいて、なんだか悲しくなってきた。
    「いや、でも……整備する腕や脚だけじゃなくて、ここだってカズオの身体だろ?」
     タイガは言いながらそっと俺の身体に手を置いて、臍のあたりから胸の辺りをそっと撫であげた。機械部分には刺激を与えていないはずなのに、全身に電気が走ったみたいで俺の身体が跳ねた。
    「うぁっ……!」
     思わず声が漏れてしまった。しまった、タイガに心配かけちゃうかも。結構繊細だから、真っ青になってたりして……。そう思ってタイガの顔を見上げたら、予想外。真っ赤っかになっていた。なんで?!
    「あの、タイガ……?」
    「わ、わりっ……」
    「う、うん……」
     パッ、とタイガくんの手が離れる。あ、あれ? なんだか、寂しい。もっと……触れてて欲しい。
    「お、おめぇさぁ」
    「なに?」
     タイガくんは俺を触っていた手で口元を覆って言った。
    「そんな目で見てんなよ。我慢できなくなったらどーすんだ」
     我慢? 何を? 聞こうと思ったけれど、身体に埋め込んだ心拍計がけたたましいアラームを鳴らしてしまい、それどころではなくなり聞けなかった。
     なんで、俺の心臓はこんな警報がなるほどドキドキしちゃったんだろう? もしかしたら、ここもメンテナンスが必要なのかな?
     生身の手を胸に置いてみる。俺の身体が凄く熱くなっているのを感じた。
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    オルト

    TRAININGガリカジのタイカケ。昨日のタイガ編みたいな感じです。月に一回くらい、カケルがやけに俺を甘やかしてくれる期間がある。そんな時のカケルはすごく可愛くて、なんていうか、エロい。いつも以上にいい匂いがするし。これは、ホントにカケルの匂いが濃くなるのか、俺の鼻が良くなるのかはわからない。けど、確かに月に一回カケルは凄く可愛くなる。
    「かけるぅ」
     そんなカケルを見ていると、なんだかいつも以上に素直になれる。甘えたくなる。カケルが甘やかしたくなってくれてるのに漬け込んで、俺は欲望のままに甘えちまう。
    「タイガきゅん、おいで」
    「ん、カケル、好き……」
    「んっ……」
     俺が素直に気持ちを伝えると、カケルは凄く嬉しそうにする。目をウルウルさせて、頬を真っ赤にして。すごく、可愛い。そして、エロい。こんなの、勃っちまうだろ……。俺がカケルの身体に自分を擦り付けると、カケルのソコも反応した。嬉しい。カケルも同じ気持ちになってる。
    「カケル」
     カケルの顔をじっと見つめると、カケルはどんどんエロい表情になっていく。あぁ、早くひん剥いて俺の腕の中に閉じ込めたい。
    「ベッド行こう」
     カケルの方から、俺を求めてくれてる。カケル、カケル、俺のカケル。他の奴にも、こん 815