｢…私はかわいそうな仔羊に救いの手を差し伸べてあげているだけですよ…｣


Lucikiel (ﾙｷｼｴﾙ)

種族：人間
年齢：28歳
身長：177cm
体重：65kg
B.D：08/02


くせ毛が多く､ｾﾝﾀｰ分けで短めのﾎﾟﾆﾃ､右眼には眼帯つけておりﾍﾟｸﾄﾗﾙｸﾛｽというものを頸にぶらさげており､服は黒のｷｬｿｯｸの上にｶｽﾞﾗと中にはｽﾄﾗ､というもの。
…ﾙｷｼｴﾙは元々は神に仕える神父であるが､数年前に悪魔であるﾍﾞﾙﾅｴﾙに教会の襲撃受けて悪魔に仕える眷属として仕える事に…
自分の命のかわりに差し出した右眼は失われたものの､ﾍﾞﾙﾅｴﾙが悪魔の力が宿る右眼あげた事で眼帯で覆うようにしている。
…悪魔の力は決していいものではなく､ﾙｷｼｴﾙは悪魔の力使いﾊﾞﾙﾃﾞｨのいる生徒の正気消しては悪魔のﾍﾞﾙﾅｴﾙに仕えさせているという…

｢…ﾆﾙ様…大分変わっちまった…もう俺の知るﾆﾙ様じゃねぇ…｣
｢…俺がもっとはやく,気づいてやれば….ᐟ‪.ᐟ‪｣



AIessandro (ｱﾚｯｻﾝﾄﾞﾛ)

種族：人間
年齢：25歳
身長：177cm
体重：70kg
B.D：10/08



黒眼鏡,黒髪ｵｰﾙﾊﾞｯｸに短い髪結び,白衣の中にｼｬﾂ着た吊り目気味の男性。
元 ゛darkness ゛に配属するﾒﾝﾊﾞｰでﾆﾙの配下である。
仲間と裏切る事に躊躇していたものの,ふっきれてしまい激戦後は研究所の助手としてﾆﾙの手助けしている。
…ﾆﾙが研究室に籠りきりになりこのままでは死ぬのではないか…と心配しながらも邪魔はできないのでたまにﾌｧﾙｽﾞﾌの方に鬼電している…

｢…俺は武家の子だ…この家のためにここにいる必要がある…｣
｢…俺にできる事があれば協力するよ…兄貴…｣

MyIa (ﾏｲﾗ)

種族：人間
年齢：22歳
身長：172cm
体重：70kg
B.D：12/20


首筋刈り上げたｼｮｰﾄﾎﾞﾌﾞｶｯﾄの青年で服は灰色の和服の着物と下駄の履物の姿。
元 ゛darkness ゛の配下であり仲間と共に裏切り自由手にいれた。
父親亡き後,武家の子として武家屋敷まもるために跡継ぎとなり以前とは温厚になりつつある…とおもいきや,『坊ちゃん』呼びされると刀で斬りつけようとするのでそこは変わらずのままのようだ。
訪問してくるﾌｧﾙｽﾞﾌの事兄貴と呼び,お茶菓子だしたりお茶立てたりするなど二人の仲は良好である。

｢…みろ….ᐟ‪私はもう,悪魔ではないんだ.ᐟ‪｣
｢…私のこの命…全てあの方のためにある…♡｣



berunael (ﾍﾞﾙﾅｴﾙ)


種族：人間 (元悪魔)
年齢：38歳(実年齢不明)
身長：188cm
体重：非公開
B.D：6/3


口元あたりまである前髪,肩下まであるもみあげ,臀部まであるｻﾗｻﾗﾛﾝｸﾞﾍｱｰに髪留め,顎髭薄く生やした男性。目元にはｸﾏができており,両目は伏せられたままであり普段は開眼する事はないが,彼の心が病むと反転色で開く事があるという。
服は胸元にﾌﾘﾙがついており,はだけた白ｼｬﾂで下は黒のｼﾞｰﾝｽﾞ。
゛ darkness ゛ に配属する監視下でありﾆﾙの配下で悪魔と呼ばれていた。

｢…俺は,あのｸｿ親父のようにはならねえよ…｣


nll (ﾆﾙ)

種族：ﾚﾌﾟﾘｶ
年齢：35歳(実年齢不明)
身長：184cm
体重：非公開
B.D：6/3


ｽｷﾝﾍｯﾄﾞ,耳ﾋﾟｱｽ,黒の眼鏡に白衣とｾｰﾀｰ服着た男性。
゛ darkness ゛ のﾘｰﾀﾞｰに配属していたものの夫の暗殺計画の噂知り仲間と裏切る事に…
父親のﾄﾞｸﾀｰ・ﾓｱはかつて夫であるﾌｧﾙｽﾞﾌの親友でありﾚﾌﾟﾘｶ創りあげた人間でありﾚﾌﾟﾘｶと共に暗殺計画目論むが失敗に終る。
…医者であるﾍﾟｽﾄ惨殺後,夫の兄である事が分かり未だに囚われているのではないのか……と心配している。
燃やされた研究所たてなおし,今は同属のｱﾚｯｻﾝﾄﾞﾛ助手に研究している模様。

｢…心配なんだ…俺の親友のようになるんじゃないか…って…,｣


｢…俺は…,少しでもｱｲﾂの傍に居てやれたのか…｣

faruzufu (ﾌｧﾙｽﾞﾌ)

種族：人間
年齢：45歳
身長：200cm
体重：秘密
B.D：3/9



ｵｰﾙﾊﾞｯｸ,ﾏﾝﾊﾞﾝ,顎髭濃く生やしており耳にはﾋﾟｱｽつけている筋肉質な男性。゛darkness ゛ に配属する監視下であったが､爺共の企みにより仲間と共に惨殺後灰にした。
爺共の配下である医者のﾍﾟｽﾄの正体が行方不明だった兄だとわかり,惨殺した事の後悔と生きる希望失ってはいたものの生きてほしいというﾆﾙやﾍﾞﾙﾅｴﾙの言葉に我に返ると仲間と共に逃亡。
…以降,校長ことﾌﾟﾘﾝｼﾊﾟﾙの誘い受けてﾊｲｽｸｰﾙの体育の先生しており,子供たちからも人気である。

　七夕には願い事が叶う。
　――なんてそんなこと、誰が言ったのだろう。

　七月七日。今日の天気は晴れ。
　猛暑日となるので熱中症に注意。場所によっては天の川が見れるでしょう、なんて天気予報のキャスターがにこやかに言っていた。
　いつもの通りトーストを焼き、半熟加減のベーコンエッグを作り、昨日のうちに仕込んでおいたアイスコーヒーをグラスに注ぐ。もうすぐトーストも焼き上がろうかという時間に、降谷は寝室へと向かった。
　遮光カーテンで薄暗い部屋のカーテンをシャッと開け、光を差し込ませる。
「新一君、朝だよ。起きよう」
　声を掛けると、ベッドの上で薄い夏布団に丸まっていた「人物」がモゾモゾと動いた。
「んー……あさ……」

ベースは深い濃紺。メインは笹をイメージした白のフェイクツリー。オブジェはシルバー多めに差し色でゴールド。シンプルだけど、華やかに飾られた玄関に七ツ森は既視感を覚えた。

風真も七ツ森もまだ高校生だった頃、風真がバイト先のディスプレイについて相談してきた事があった。

「懐かし…」

そっとフェイクツリーをなぞる。当時を思い出して、胸が軋むような切なさが指先から伝って、ジンっと体を満たしていく。あの頃は、風真はあのコに夢中で七ツ森は完全に片思いだった。

だから、思いもしなかったのだ。風真と一緒にすんでいて、七夕に家を飾ってくれて、エプロンつけて迎えてくれるような未来があるなんて。