紅葉流るる　親父から頼まれたごとがあって、車で行かなかんとこだで、手伝ってくれんか？

　空却からの電話に「おっけ、行くわ」と仕事のスケジュールを調整して、降り立った早朝のナゴヤ駅。
「一郎ー！」
　いつものように、思い切り手を振ってくる空却の赤髪をみとめ、一郎も「おう！」と手を振り返す。
　お互いに二年前の誤解がとけてからの再会。あれから何度となく彼がこうして新幹線の降車口で出迎えてくれる光景が、一郎は嬉しくて仕方なくて。
　必死で崩れ切ってしまいそうになる顔をなんとかきり、と保ちながら改札を潜る。

　今回もちゃんと仕事の依頼だでな、交通費も依頼料も親父が出すでよ、とカラカラ笑う空却の横を共に歩みながら、親父さんに余計にイロつけなくていい、て言ってくれよ、いつも倍くらい出そうとするから逆にめっちゃ悪いんだよ、と答えれば

【涉英】办公室酿酱文学天祥院英智觉得最近的日日树涉有点不太对劲，比如在没有剧团排练的时候会光临自己的办公室，给自己带来不一样的amazing～！可是涉最近这几天都没有剧团排练，但他也没有踏入这个办公室一步，虽然在食堂遇到他也是和朔间君坐在一起，两个人坐在餐桌的一侧在看同一个手机，嘴里还时不时念叨着什么。

“涉，你是不是在躲着我？”不对不对，“涉，最近出什么事了吗？”天祥院英智觉得当面去问不太合适，在办公室踱步练习询问的语气。

“英智！”办公室的大门被日日树涉合时宜地打开，“有听到英智叫我哦，你的日日树涉会马上出现在皇帝陛下面前～”

对于日日树涉忽然出现的习惯天祥院英智已经习以为常，有些惊愕的表情在一瞬间被隐去，他只是在想涉有没有听到他刚才自言自语的话语。