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    taba

    @taba44403381

    二次らくがき置きます
    ※原稿確認用なので同じもの連投とかします

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    taba

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    14-2

    ##まほやく

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    akaminikyu

    TIRED創作BL「つゆしらず」
    ワンライかなんかで書いたやつ
    「ほら、辿兄ぃ、起きて!」
    「んー……」
     ジリリリリと目覚ましが鳴る。けれど、その音は俺にとってはただのBGMで。おそらく数分間鳴り続けていたであろうそれに焦れて、俺の耳元で奏太が叫んだ。
    「……おはよ」
    「おはようじゃないよ、もう何時だと思ってんだよ。スヌーズ何回かけりゃ気がすむの」
    「まじか」
    「マジだって。はよ支度して出社しなよ」
    「うー……」
    「うー、じゃない!」
     布団をひっぺがされても、うううう、と唸っていたら、ドンっと体重が乗っかってきた。
    「おもっ!」
    「はよしろ!」
    「ぅえーい……」
    「ったく、こんなんでよくサラリーマンやってられんなぁ」
    「寝起きがダメなんだよ、俺、低血圧」
    「知ってるよ」
     そんな会話をしながら、少しずつ目を覚ましていく。時計の針を見て、やべ、マジでやべえわ、と一気に覚醒した。バタバタと洗面所に入り、トイレに入り、キッチンへ出ると、奏太が呆れた顔をしながらカウンターテーブルの上を指す。
    「はい」
    「っ、サンキュ!」
     いただきます、と慌てて座って、焼かれているトーストと卵を頬張った。
    「うま」
    「それは何より」
     俺とは違い、ゆったりとしている奏 5629

    ななめ

    DONEいつもと違う/いつも通り【アキラとマサ】

    世話焼き心配性×どんくさい
    (2021.02.27)
    正良がこたつに入りながら「今日の私はいつもと違うんですよ」と言った。
    「えっ、そうなんだ」
    「アキラさん分かりますか?」
    晶は手元の雑誌から視線を上げて正良の顔を見た。正良は口元にわずかな笑みを浮かべ、正面から晶を見つめてくる。その表情にはこれといった歓喜も憤怒も見当たらない。いつも通りだ。髪はわずかにはねて、いやあちこちはねている。これもいつも通りだ。服装はといえばお気に入りのカラシ色のカーディガンだし、シャツの襟元のボタンは外れている。手に何か持っているわけでもない。
    正良が『晶なら自分のことを何でも分かっている』と、いささか過大な信頼を置いているのは知っている。晶としては期待に応えてやりたいところだが見た目の違いでなく内面だとしたらさすがに分からない。晶がなんと答えようか迷っていると、正良が「正解したら一緒にお散歩に行きましょう」と言った。珍しいなと思う。正良は家にいるのが好きで自分からは外に出たがらない。いつもは晶がなんやかんやと理由をつけて――例えばおやつを買いに行こうだとか、ジュースを買いに行こうだとか、要するに食べ物でつって散歩に連れ出すのだが――いや?つまりそういうこと 863