ツィカト、ザク~夜・ツィカトの部屋~
コンコン
「入るぜ……ってなにしてんだお前」
「見ての通り土下座やでザクゥ!!昨日は!ほんっまにすまんかった!!!!!!」
「…ほぉ?昨日とは違ってえらく殊勝な態度じゃねぇかツィカト…?」
「いくら俺でもアレはちょっと(部屋に入るタイミング)悪かったなぁと!!…や、やっぱ怒ってる?」
「ちょっとどころじゃねぇだろ!!あんなこっ恥ずかしいとこみられた俺の身にもなってみろっつうの!!
(お前に犯されるのは)初めてってわけじゃねぇが昨日の振る舞いには呆れたぜ!!」
「(ザクやっぱスケベしよるとこ見られたんこたえとるんか…!そりゃそうやろな俺なら恥ずか死ぬ自信あるもん…!)すまん…もう軽い気持ちで夜ザクの部屋訪ねたりせぇへんから…」
「…!(あれだけ手酷く犯しといて)軽い気持ちだったとは何だコラ…!!俺のこと何だと思ってんだ?お前の性欲処理の玩具じゃねえんだぜアホツィカト!!」
「うんうん!!ザクは俺の友達で性欲しょ…り…?ん????もちろん性欲処理の玩具やないよ!?えっこわっ!!!!何いよん急に!?!?さすがの俺でもザクが女とヤんよるとこ見て一人抜いたりとかそんなキモいことせんよ!?!?!え!?」
「あ!?今になってしらばっくれんじゃねーぞツィカトォ!!
お前が昨日無!理!矢!理!俺を犯したんだろうがぁ!!!」
「………え、あの、ザクさん、仰る意味がよくわからないんですが······?
ちょっと待って、え、マジ?俺が??ザクを??犯した????え?????それほんま???」
「あんだけ好き放題ヤっといて忘れたとは言わせねぇぞ…俺は一つ残らず覚えてるぜお前の暴挙!!
昨日寒いから部屋入れろっつうから入れてやったのに急に盛りだして慣らしもせずに突っ込もうとしたかと思えばいきなり指3本もねじ込みやがって、挙げ句の果てに俺の意見全く聞こうとしねぇし勝手に中出しはするし終わったらすぐ寝だすし…フルチンのお前にパンツ履かせてやったのはほぼレイプ紛いのことされた俺なんだぜ!?感謝はされても忘れられる筋合いねぇよなぁ~!?」
「……どっかにバイハイドとイライジャ隠れとったり…はせん…??ドッキリ大成功ー…的な…?」
「こんっなみっともねえこと当事者のお前以外になんざ言えるかアホ!!」
「……そうか…そうかぁあ…俺、ほんまにザク犯してしもたんかぁあ……しかも話聞く限り最低やん俺…がっつりレイプやん…うああぁあザクゥごめんなぁああ~!!!」
「っバカやめろ腰いってぇのに抱きつくな乗しかかんな!!」
「うぉああああほんまごめんなぁザクゥウウ!!!今もまだ痛いってことは昨日はもっと痛かったんやろなぁあああ!!!!!(泣)」
「泣きてぇのは俺の方だってのアホツィカト…
あーもうわかったから泣くな!!マジで覚えてねえってことはよくわかったからよ!!!
今度飯おごれ!!それで水に流してやる!!」
「…グスッ……ザクゥ、俺がザクと…したんてこれが初めてか?」
「なんだよいきなり…」
「やからぁ!俺が俺の知らん間にザクの部屋行って好き放題ザク犯したんて、今回のが初めてなんかっていよんの!」
「っあー…そりゃまあ…普通に初めて!!だろ!うんうん初めてに決まってんだろっ!!」
「……ほんまに?俺の目みて言える??『初めて好き放題犯されました』って宣言できる!?」
「……う"っ…………に、…2回目…」
「ンンンンンンンンマジかぁあああ…!!!!!!!」
「ほら絶対そうなって立ち直れねえと思ったから黙っててやったのに!!!アホ!!!!」
「…これはあかん…あかんわ…!……ザク!俺、責任とるから!!!えーと…
俺と!お付き合い!!して下さい!!!」
「はぁあ???
水に流してやるっつってんだろ、ダチの縁切るとかそんな話じゃねえんだからそこまですっ飛ばなくても…」
「いーや!このままやったら俺がすっきりせぇへんもん!
俺元々レイプとか無理矢理泣かすとかそういう類い嫌いなんよ!それのに俺自身それをやってもたゆう話聞いた日にはどの面下げておてんとさん拝めるか!これはきっちり責任とって泣かせた分だけ幸せにするんが男ってもんや!!!!」
「いや、俺別に泣いてねぇけど…」
「…とにかく!!お付き合いゆーても無理強いはせん!俺はもう腹くくっとる!決めるんはザクやで!!!さあどんとこいや!!!」
「…は!?ちょ、いきなりすぎんだろ、付き合うとか…んなのよくわかんねえし、あいつらにどんな顔して言えば…っつかその前に俺ら男だし付き合うもなにも…」
「やかましいぞザクゥー!!!うじうじブツブツ、お前それでも男かぁ!!イエスかノーくらいはっきりせぇやあ!!!!!」
「···なら男らしく俺も腹くくってやらぁ、イエスだバカヤロー!!!!!後悔させたらぶっ殺すぞツィカトォオオ!!!!!!!」
「よぉおおおし!!!!絶対後悔させへんからなぁザァクゥ!!!!!!」
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ザクはちょっと挑発されるとアツくなるタイプ
ツィカトも同じタイプなだけにこいつら二人だけだとツッコミ不在の悲惨なことに…
というわけで勢いだけでお付き合いスタート!