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    しん風書く(描く)人
    固ツイに♥️で18↑表記あればリスイン
    完結し次第支部に出します
    @trick_snkz904 (h'|ッЛ)

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    ⚠️アテンション
    しん風未来パロ(大学生←多分)
    すでに付き合ってる。
    地雷?ナニソレオイシイノ
    ルールいっぱい。←めんどくさい

    それでも良ければ3.2.1.どぞ(꜆ ˙-˙ )꜆

    #しん風
    newStyle
    #904腐

    しん風版○○しないと出られない部屋(エンドレス)
    3日目
    『相手の好きなところを3つ言わないと出られない部屋』

    ――――――――

    今日目覚めたのはソファーだった。
    飛ばされる時にいた場所が反映されるらしい。

    しんのすけはいつもベッドに寝転がってる。
    今日もベッドの上にしんのすけがいることを確認した。
    飛ばされる時間も毎回0:00だとわかった。

    「おい、しんのすけ、起きてんだろ。早く出るぞ。」

    「トオルちゃん…変態だ…」
    「誰が変態じゃ」
    「違う違う!変態なんだよ!!」

    「・・・それを言うなら大変だろ…」
    「今日大学の講義でね、え?あの人だれ?カッコイイって言われたの…」
    「お前は僕に喧嘩を売ってるのか?それとも嫉妬してほしいのか?」
    「違うって!いや、違わないけど!最後まで聞いて!あのね、それ言ってきたの、顔は知ってるレベルの女の子達でね、新学期に同じこと言われたんだゾ…」
    「・・・どうゆう事だ?」
    「だから!忘れられてたの!!!」
    「は?」
    「オラだってびっくりしたよ!」

    僕は驚き過ぎて空いた口が塞がらなかった。
    昨日この部屋に滞在したのはざっと見積もっておよそ1時間ちょいだ。それだけで、顔見知り程度、いや、この人知ってる…程度の人達の記憶から僕らが消えた…?ってことだよな…

    「この部屋…1時間いてそれだったら…1日居たらどうなっちゃうんだ…?」
    「えっ…」

    背筋が凍るとはこのこと、背中に寒気が走り、2人して体を震わした。

    「これについてはここを出てから話し合おう…」
    「オラもそれに賛成…」
    「今日のお題は…?『相手の好きなところを3つ言わないと出られない部屋』…だね、」
    「トオルちゃんの好きなところ?」
    「お前…3つくらいすぐ思いつくだろ…」
    「・・・そういうトオルちゃんはどうなのよ…」
    「は?!えっと…お、思いつくよ!」
    「じゃあ、トオルちゃんから言ってよ」
    「えっ…そ、それは…」
    「まさかないの?」

    しんのすけの視線が冷たく刺さる。

    「お、お前だって思いついたらすぐ言えよ!」
    「うぐっ…」
    「お前…まさかないとかないよな?」

    僕は睨みつけてやろうと思ったけど、それより胸の奥が痛み出して、悲しくなってきた。

    「ォ、オラを大好きなところ!」
    「は?!じゃあ僕だってお前が僕を大好きなところだよ!!」

    カチッ

    「「え…?」」

    お題を見ると残り2つになっている。

    「マジか…」
    「確かにオラトオルちゃん大好きだけど…自意識過剰…」
    「お前もな?!」

    僕らの顔は見事にしんのすけの着てるシャツが反射してるんじゃないってくらい赤く染った。
    それを大声を出して誤魔化そうとする。

    「ふ、2つ目!!」
    「2つ目はあ…!」

    沈黙が続く。そんな沈黙を終わらせたのは僕だった。ピンッと閃いた。

    「皆に…特に僕に優しいところ…」
    「あと、名前…呼んでくれるところ…」

    しんのすけは真っ赤になって空いた口が塞がらなくなっていた。
    そんなしんのすけを見て優越感に浸る。

    「やっぱ風間くんよりトオルちゃんの方がいいの?」
    「…ちゃんは無くてもいい…下の名前呼んでくれるの、ママとしんのすけだけだから…」
    「ト、トオル…」
    「ッ…」
    「…ちゃん…恥ずかしいね、これ…ドキがムネムネする…」
    「な、慣れたらでいいよ…」

    「お、オラのトオルちゃんの!好きなところは!」

    僕はドキッとする。
    オラのトオルちゃんって言われたかとおもった…

    「ツンデレなのにデレをオラにいっぱい見せてくれるところ!」

    カチッ

    「あと、あと、オラの趣味と夢を笑わずに理解してくれるオタクなところ!!」

    カチッ

    「は?!」
    「ほら!トオルちゃん!早く出よ!」
    「え、いや、ちょっと、それどういうことだよ!!」

    ガチャッ

    僕が何を言ってもしんのすけは後ろを振り返らなかった。

    ―――――

    目が覚めると、さっきと同じくリビングのソファーに腰を掛けていた。ママは僕がいなかったことに気づいていないようだった。
    しんのすけからスマホに電話がかかってきたのか、僕の部屋から着信音が聞こえる。急いで僕は部屋に戻って、5コール目にスマホを取った。

    『やっと出た〜』
    「ごめん!リビングにいた」
    『オラだけ戻ってきちゃったかと思ったゾ〜』
    「あ、お前!最後の!」
    『それより!あの部屋の時間と記憶について!が1番優先でしょ?!』

    それもそうだ、最後のやつについては後で解いた出そう。

    「僕が思うに、自分を中心とした、関係図で、1番遠い円の外にいる人から順番に僕らの記憶がなくなっていくと思うんだ、」
    『・・・どゆこと?』
    「う〜ん、もう!今絵描いて写真送るから!」

    僕は自分を紙の中心に描いて、縁という名の円を二重、三重、四重と、どんどん広げていく。
    そして、円の内側に、順番に、家族・恋人、親友・親戚(よく会う)、友達・親戚(たまに会う)、知り合い・バイト先の人、顔見知り、他人と、どんどん円を増やして書いていく。
    それを写真でしんのすけに送って説明を始める。

    「これは憶測だから、違うかもしれないけど、こうやって自分を中心とした縁が広がっていくんだけど、この縁を円をつかって区切っていくとするじゃん?この区切りの円の外から順番に僕らについての記憶が消えていくんだと思うんだ」
    『なるほど…!だからお尻合いの子達がオラ達のことを忘れてたのね!』
    「多分そういうこと。次の縁までの時間がわからないからなんとも言えないけど、1週間…いや、もしかしたら3日いるだけでも親からも忘れられちゃうかもしれない」
    『そんな…じゃあ、無理なのを言われたらオラ達…』
    「でも、今のところ、僕達にできることしか言われてないから、大丈夫な気もする」
    『これ、いつまで続くんだろうね…』
    「…いつまでだろうね」

    僕はだいぶ予想が着いている。多分この部屋の最後は…僕らが最初に予想していたセッ久部屋だ。それまでに僕は覚悟を決めなければ…

    『じゃ、オラ切るね、おやすみんみん〜ミンミンゼミ〜』
    「あぁ、また明日…おやすみ」

    スマホが切れると、急に眠気に襲われて、そのまま眠りに落ちた。
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    PAST風間トオルがデレないと出れない部屋

    ⚠️アテンション
    ・未来パロ(17歳、高2)
    ・しん風
    ・中学から付き合ってるしん風
    ・以前高1の頃○○しないと出れない部屋にて初体験は終えている。(いつか書くし描く)
    ・部屋は意志を持ってます
    ・部屋目線メイン
    ・ほぼ会話文

    ・過去にTwitterにて投稿済のもの+α
    『風間トオルがデレないと出れない部屋』

    kz「...」
    sn「...oh......寒っ...」
    kz「...お前、ダジャレって思ったろ...」
    sn「ヤレヤレ...ほんとセンスの塊もないですなぁ」
    kz「それを言うなら、センスの欠片もない、だろ!」
    sn「そーともゆーハウアーユ〜」
    kz「はぁ...前の部屋は最悪な課題だったけど、今回のは簡単だな、さっさと出よう...」

    sn「.........え???;」

    kz「なんだよその目は(睨✧︎)」

    sn「風間くんがデレるなんて、ベンチがひっくり返ってもありえないゾ...」
    kz「それを言うなら、天地がひっくり返ってもありえない!...って、そんなわけないだろ!!ボクだってな!やればできるんだよ!」

    sn「えぇ...;」

    kz「(ボクがどれだけアニメで知識を得てると思ってんだ...(ボソッ))」
    kz「...セリフ考える。そこにベッドがあるし座って待ってろよ...、ん?ベッド?」
    sn「ホウホウ、やることはひとつですな」
    kz「やらない」
    sn「オラ何とまでは言ってないゾ?」
    kz「やらない」
    sn「そう言わず〜」
    kz「やら 2442

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