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    しん風書く(描く)人
    固ツイに♥️で18↑表記あればリスイン
    完結し次第支部に出します
    @trick_snkz904 (h'|ッЛ)

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    #しん風版深夜の60分一本勝負
    お題「放課後」

    遅刻!ワンライ+20分!

    何度書いてもくっつく話は良いよねぇ...
    しん風しか勝たん...マジで...

    ※誤字に気づいて途中修正入るかもかもです。

    ⚠️アテンション
    高校生未来パロ。
    同じ学校通ってる。
    最初付き合ってない。

    3 2 1 どぞ

    #しん風
    newStyle
    #904腐
    #ワンライ
    oneLai
    #放課後
    afterSchool

    しん風ワンライ『放課後の告白』

    ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

    西陽の射す窓。教室から溢れ出る紅に染る廊下。笑い声や掛け声が重なり心地よく耳を掠めていく。
    一般生徒の最終下校のチャイムまであとわずか。

    委員会の集まりが長引き、担当教員に頼まれて資料室に資料を置きに行った。ついでに整理まで行った所までは予定通りだった。そこから更に社会科教師に捕まり、今日提出だった課題を社会科教室前の箱から持ってくることを頼まれ、更にそれを名簿に纏めあげた。あろうことか最後に教頭に捕まって長話に付き合わされてしまった。

    今日もしんのすけと帰る予定だった。社会科教師に捕まった時点でしんのすけには先に帰っていいと連絡した。本当はしんのすけと帰れたのに。きっとしんのすけはモテるから、そこらのJKに絡まれて流されて一緒に帰ってしまったんだろう。

    アイツの隣は僕のものなのに――

    鞄は教室に置いてきた。しんのすけとは教室で待ち合わせていた。明日アイツに彼女が出来てたら、僕はどんな顔をするだろう。泣くか怒るかそれとも笑うか。こんな思いをするなら先に帰っていいなんて言わなきゃ良かったんだ。僕の心はなんて狭くて汚いのだろう。

    もう時間的にも学校内に人は誰も居ないようで、教室の電気もどこも消えているが、教室の窓から射す西陽が磨かれた机に乱反射して光に包まれている。教室から溢れる西陽を早足で踏みながら自分の教室へ向かった。

    教室に着くと、扉は空いていて、中を覗くと人が1人いるようだった。紅に染まって、逆光でよく見えない人物。喉が上下した。

    待っていてくれた。
    帰っていいって言ったのに。

    嬉しさが溢れ出す。思わず目元と口元が緩んで、絶対に今だらしない顔になっている。アイツはまだ僕に気付いていない。

    あんなに諦めようとしたのに。それでも隣を守りたくて死守して。僕だけを見て欲しくて。

    諦められるわけないじゃないか。
    こんなにも好きなのに―――

    突然しんのすけがパッと振り向いた。僕はパッと表情を隠す。逆光でその顔は半分しか見えないけど、驚いた顔をして頬を突つき掻きながら困った顔をした。

    「えっと、風間くんの鞄まだあったから、まだいるかなって思って・・・」

    そんな、鞄がまだあるってだけで残ってくれたのか。

    「その・・・好きって、オラのこと?」

    その瞬間全てがフリーズした。
    声に出てた?嘘だろ、こんな感情墓まで持って行こうと思っていたのに。それにあの困った表情・・・終わった―――

    僕は何も言わずにズカズカ教室に入って鞄をひったくる様に手に取った。

    「か、風間くん――」

    僕は振り向かずに走った。昇降口まで走って、靴を履き替えて。後ろを見ると、しんのすけは着いてきてなかった。感情が目から溢れ出た。最終下校のチャイムが鳴り響き、心が引き裂かれる。僕はまた走って走って走って。家まで走って、帰ってすぐ自室に籠った。
    結局その日しんのすけは家に来なかった。

    次の日から、僕は高熱を出して三日三晩寝込んだ。この間、ほぼ気絶したように眠っていたからこの間全くアイツのことを考えないで済んだ。

    目が覚めると、カーテンの隙間から西陽が零れてキラキラと布団を彩っていた。スマホの画面を眺めると時刻は既に放課後。日付はあの日から4日が経っていた。
    ドアからノックの音が聞こえる。軽く返事をすると、ママが扉の隙間から顔を覗かせて、体調を確認し、体温計を渡した。体温を測ると平熱まで下がっていて、ママはホッと一息着いた。と、その時、インターホンの音が聞こえてママは行ってしまった。
    熱が下がったから明日は学校に行かなきゃいけない。そしたらしんのすけとも顔を合わせなきゃいけない。あんなに隣を守っていたのに、いざ気持ちが本人にばれて、それを受け入れて貰えなかったとなると、気不味くて顔も合わせられないなんて。
    なんであの時声に出しちゃったかな、もっと上手く隠せただろうに。ホントに僕はバカだ。大バカだ。思い出すだけで胸から心が溢れて、それが目元から溢れ出てくる。あぁ、忘れろ。こんな辛いもの殺してしまえ。
    僕は布団を頭まですっぽりと被った。

    またドアからノックの音が聞こえた。
    今度は返事をしなかった。と、ドアが開いて、中に人が入ってきた。僕の横まで来る気配がして、座ったのか布の擦れる音がした。

    暫く沈黙の時間が続いた。



    「・・・風間くん」

    ビクッと体が反応した。しんのすけの声だ。
    わざわざ僕を振りに来たのか。それとも僕の情けない姿を見に来たのか。いや、多分こいつはあれを無かったことにしようと、来たんだろうな。無かったことに、か・・・

    「風間くん。オラ、何からいえばいいか、」

    ほら、もう耳を塞ぎたい気分だ。
    僕は別に無かったことにしたい訳じゃない。
    いや、どうだろう、無かったことにしてしまった方が楽なのかな。そうすれば僕はまたしんのすけの隣に。希望は何も無いけど、しんのすけの隣を守れるかな。

    「よろしくお願します。」

    え?なにに?
    僕は布団から顔を出すと、しんのすけを見た。

    「あ、風間くん。泣いたの?」

    僕の顔に手を伸ばしてくる。目元と頬に触れる手は暖かくて気持ちがよかった。

    「その、風間くん、あの日凄い悲しそうな顔して、オラの返事聞かずに帰っちゃったから・・・」

    「・・・でも、僕のこと追っかけなかったじゃないか。」

    「おっかけたゾ!おっかけたけど、ツルピカ先生に廊下走って捕まっちゃって・・・」

    「っ・・・」

    「風間くん家も行こうと思ったけど、母ちゃんが早く帰ってこいってカンカンで、」

    「でもお前困った顔したから。」

    「っ・・・あれは好きってオラの事じゃなかったら、聞き間違えだったら、恥ずかしいな、と・・・あとオラから先に言うつもりだったし・・・」

    「――ってことは、よろしくお願いします。
    って・・・」

    「え、えっと、オラとお付き合いを?」

    「ふっ‪w、なんでお前が疑問形なんだよ‪w」

    「いやぁ〜それほどでも〜」

    「褒めてない。・・・僕でいいの」

    「え?むしろ風間くんだからだけど?」

    「・・・」

    「風間くん?」

    僕は枕に顔を埋めた。こんな顔見せられない。顔が熱いし。枕はどんどん暑く染みになる。
    腹から胸の辺りの布団が上から僕に押し付けられる。

    「風間くん。オラと付き合って。」

    僕は枕から少し顔を浮かせて頷きながらしんのすけに聞こえるくらいの大きさで小さく返事をした。

    「こちらこそ―――」
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    岩藤美流

    DONEワンライお題「かわいい」です。
    何がかわいいって二人の関係ってことにしようと思ったんですけど、あずにゃんが「かわいい」って言いすぎていでぴが慣れて信じてくれない、みたいな設定でいこうかな、だけ考えて書きました。どっちかっていうと「火」とか「恋」のほうが主題に見える気もします。相思相愛です。


     あれは随分前のことだ。といっても、数か月程度のことだけれども。
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     まずい。
     一瞬でアズールは、それまでの本気で笑っていた表情をいつもの営業スマイルへと切り替えた。
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    「うわ、なんだかお酒くさい?」
    「……やっぱり解る?目の前で女の子達が喧嘩しちゃって……。」
    「それでお酒ひっかけられちゃったの?災難だったネ〜。」

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    どうも、愚痴のようにこぼされる 2767

    岩藤美流

    DONEアズイデワンライ第21回お題「お菓子」お借りしました!
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    岩藤美流

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