幻想の彩り「○○サァーン!!」
「きゃあっ!ちょっと!!どこ触ってるの!!」
敵を補足した英雄が戦闘を開始せんと構えた瞬間、がっしりと彼女の腰にしがみついたのはこの度の依頼人、東アルデナード商会の番頭ハンコック。
彼の依頼に応え、○○はハンコックと二人で六根山へと足を運んだ。
封印されていた六根山は、思っているより数多くのモンスターが巣食っていた。
○○は非戦闘員(のはず)のハンコックを背後に護りながら道中を進む。
戦闘が始まると巻き込まない為にハンコックから離れていく○○。しかし護衛である彼女と距離が離れることに不安を感じ、じわじわと近寄っていくハンコック。
そして彼が敵の攻撃範囲に入らないよう気をつけている○○の気も知らずに、ハンコックはついぞ○○の腰にしがみついたのだ。
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