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    en吉

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    のくたの諸々倉庫

    DONE論破パロでそれぞれがクロのやつ▼タルタリヤさんがクロに決まりました。オシオキを開始します。

    「……嘘、だろう?」
     言いながら、ふらりふらりと歩み寄ろうとする先生を手で制した。
    「ほんとだよ、先生」
     ああ、今俺はうまく笑えているだろうか。殺害動機は故郷の家族を守るため、なんて言えば誤魔化されてくれるだろう、この愛おしきカミサマは──しかし今、全ての力を封じられ、今から俺に降るであろう死の雨を防ぐこともできないのだ。
    「ごめんね、先に逝くよ。
     ……生きて帰るんだよ、先生」
     だから彼が伸ばす手を、ひらりと避けて処刑場へと踏み込んだ。いつもの軽薄な笑顔で、彼の愛した「タルタリヤ」のまま。
     そうして先生が俺を呼ぶ声を遮り、重い扉が閉ざされる。途端込み上げた狂うほどの笑いを、噛み殺すことができない。


     ねえ、先生。これで俺は、先生の「永遠」になれるのかな。






    ▼ショウリさんがクロに決まりました。オシオキを開始します。

    「……なんの、冗談?」
     言われて少し考える。なるほど、公子殿は俺が殺しをしたことが信じられないらしい。そうして今から、俺が処刑されることも。
    「……すまないな、お前たちを守るために… 699

    置き場

    MEMOアンバーの色濃い血の流れに夢を見ているのと、こういう邂逅があってから酌み交わす酔夢で茶葉を堪能する鍾離がいてもいいんじゃないか、という思いつき捏造妄想メモ
    CP要素はありません。

    ※アンバーのキャラストに触れてます。未読だとわかりにくいです。
    ※あくまで妄言/小説ではない
    「ねえ、エウルア。俺が国だ!って言う人は、オウサマってこと?」
    「...は?何よ急に。」

    昨夜、期間限定でバーテンダーをしていた旅人に作ってもらった酔い覚ましのドリンクも1杯では効果も虚しく。まだ少し頭がぼんやりとしているエウルアが鹿狩りで昼食をとっていたアンバーの向かいに座るや否や、謎解きのような質問を投げかけられ少し困惑した。
    そもそも、彼女たちの生きている現在この世界は神が統治する世界であり(自国は神が去って時が経つが。)国王という存在はおとぎ話の中か神であると同義でしかない。

    「じゃあ、あの人、神様の幽霊だったのかなあ〜。」

    アンバーはすぐ人と馴染むが、自分からものの経緯を説明することが得意ではなく、主語が抜けたり突飛な発言をすることは珍しくない。そんな彼女と親交のあるエウルアが特に気にするようなことではなかったが、アンバーにしてはややこしい話になりそうだ、と思った。
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