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    mametaro4212

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    POIPOI 21

    mametaro4212

    MOURNINGこれ以上書けねえと思った文章供養します。ブツ切り。2本あるよ。

    『かわいいかわいい、ぼくの寝子ちゃん』
    『星イベで疲弊しきったイデアさんを世話する彼氏くんの話』

    両方ともアズイデです。
    かわいいかわいい、ぼくの寝子ちゃん



    ふああ、とあくびをする音が聞こえる。

    これで5回目、それにタイピングの音も途切れ途切れ。
    恐らく夜更かししたんだろうな、とぼんやり思う。まあ、いつものことなんですが…。
    チラと盗み見ると、もぞもぞ体勢を変えている最中だった。横向きに寝そべりつつ、長い脚を器用に折りたたんで腹に寄せる。まるで胎児か、あるいは…
    「猫みたいだな…」
    睡魔に苦戦している恋人には、きっと届いていないだろう。ついでに「おやすみなさい」と付け足して僕は作業に戻った。




    普段滅多に、いや全く動きを見せない「NRCボードゲーム部」というメッセージグループに『ごめんなさい!』と謝罪文が送られてきたのはほんの一時間前のことだ。
    どうやら部長の手違いで今日の分の部室を予約し損ねてしまったらしい。丁度イデアさんと合流し、さあ部活と洒落込もうかと意気込んでいるところにそのメッセージはポコンと降ってきた。
    どうしましょう、どうします?どっちかの部屋行く?あ、拙者の自室今散らかってるんでパスで。僕の部屋一択じゃないですか!いいですけど…
    いいんだ、と逸らされた顔がむずがゆそうに歪んで 5318