ベフの新刊イメソンメモ11月に発行した「海馬に溺れる」のイメソンと雑記です
悔やむと書いてミライ/まふまふ
やっぱこれなんだよな……永遠フランのイメソンだと思ってます。「悔やむ」っていうのは既に自分が行った行為に対しての感情で、未来に対して悔やむことなんて本来はできない。でも、「未来を記憶している(≠過去)」フランは「どうして未来の自分はあんなことをしたんだ」と未来を悔やむことができてしまう……という妄想になりました。未来まで後悔出来たら生きづらいことこの上ないわぁ……。
限りなく灰色へ /すりぃ
これ!!!!!!!これ全人類に聞いて欲しいベルフラソング!!!
今回のメイン曲。「夢の形に泣いちゃった」の後に入る「ヘーイ」のところでフランの頭が割れます。その図が見えたから今回書いたんですよ。って友達に言ったらお前サイコパスって怒られました。すりぃさんはほんと……ベルフラにぴったりの曲を作る……。
永遠に届かない才能を追い求める子どもの葛藤をここまで綺麗に歌にできるのすごくないですか?
【閉ざしてしまったの退路に 焼けた才能を一つ置いてけ
ただやったもん勝ちなんでしょ? 固唾飲んでる場合じゃないでしょ!
目を開いても変わらぬアイロニー 気付いたってどーしようもないから
それを虎視眈々と狙ってる ペルソナになんて越されんなよ】
ここの歌詞が大好きなんです。
ヘルリング≠ペルソナ≒未来の自分
って構図がほんとエモくできたので満足です。
苦しんで傷ついて、でも最後に「私だけ見て愛を伝えて」という現在のフランだけの願いを見つけられた、最高のハッピーエンドだと思ってます。
アンビバレンス/すりぃ
「限りなく灰色へ」がフランが傷つけられるまでのBGM。こっからはバトルシーン!!!
花びらが舞う中で恋を示すフラン、「記憶」をすべてなくした状態で「フラン」を求めるベル!!これこそが至高のベルフラですよ。
「現在だけの願い」を知ったフランが、「現在だけのベルの愛」を求めて「大人」への一歩を踏み出した成長の物語です。
今回のストーリーはマジで最高に美しくベルフラを書けたと思ってます。自画自賛だけどこういう物語大好きなんです!!!!