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    tyoko54_OPhzbn

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    tyoko54_OPhzbn

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    Dom/Subユニバース。🐬。

    合わないぼくら。「"Look"」
    緊張したシャチの声に応えるように🌸はシャチを見つめた。
    「よし、いい子だ」
    頭を撫でる手もどこか、強張ってる。
    「……シャチ?」
    「な、なんだ!」
    うわずった声に、🌸は困ったように笑い返した。
    「大丈夫……?」
    「……ダメかも」
    はぁーーーっと長く息を吐き、シャチはホールドアップする。
    🌸に対してのはじめてのplay。
    もっと気楽にやればいいのだろうけど、どうしても考えてしまうのだ。
    この先ずっと一緒にいる相手なのだから。
    「ごめんね、わたしなんかとPlayしてくれてありがとう」
    申し訳なさそうに言う🌸に、シャチは首を振る。
    「違うんだ、おれが悪いんだよ……」
    「でも」
    「あのさ、」
    遮るようにシャチが口を開く。
    「ちょっと思ったんだけど、おれら相性良くないんじゃないか?だってそうだろ?🌸とおれとじゃ、釣り合いが取れていない気がする」
    それは、薄々感じていたことだ。
    「それに、その……playっていうか命令とか、そういうのにも慣れてないしさ。🌸も嫌だったり怖かったりしたら言って欲しいし……だから、今日はこれくらいにしとくか?」
    おずおずと言うシャチに、🌸は静かに首を振った。
    「わたしはシャチと一緒にいられるだけで嬉しいよ。そりゃあコマンドとか言われた方が安心できるかもしれないけど、そんなこと気にしないよ」
    本心だった。
    シャチと一緒に居たい。ただそれだけだった。
    「……そっか。なら、もう少しやってみるか?」
    「うん!よろしくお願いします!」
    ぺこりと頭を下げる🌸に、思わず笑ってしまう。
    「それじゃ、"Kneel"」
    「はい」
    床に座り込む🌸を見て、シャチも隣に腰を下ろした。
    「🌸」
    名前を呼んで、髪を掬う。さらりと流れる髪に、指を通した。
    「ん……」
    くすぐったそうな声を出す🌸の顔を覗き込み、
    「よくできました」と褒めれば嬉しそうにはにかんでくれた。
    「次は何をするの?」
    期待に満ちた目で見上げられてしまえば、シャチとしては応えないわけにはいかない。
    「そうだな……じゃあ次は……」少し考えてから、ふと思いつく。
    「"Strip"」
    「えっ!?」
    「脱いで」
    淡々と告げられた言葉に、🌸の顔が真っ赤に染まっていく。恥ずかしさに震えながらつなぎに手をかけ、ゆっくりとボタンを外す。
    ひとつ外すたびに心臓が大きく跳ね上がるようだった。
    全てのボタンを取り払い前を広げると、白く細い体が露わになる。
    羞恥に耐えきれず視線を落とすと、胸元を隠す下着が視界に入り余計に顔が熱くなった。
    「"Look"」
    「ぅ……はい」
    シャチの言葉に従って恐る恐る顔を上げる。目が合うと同時に、シャチの手が🌸の頬に触れた。そのまま親指が唇に触れる。
    何をされるのか察した🌸がぎゅっと目を瞑ると、シャチはその瞼に優しくキスをした。ちゅ、という音とともに離れていく体温を追いかけるように🌸がまぶたを開ける。
    「可愛いな」
    優しい声で囁かれ、🌸はますます赤くなって俯いた。
    「もう1回してもいい?」
    尋ねられ、こくりと小さく首肯する。それを確認してからもう一度、今度は額に柔らかい感触が触れた。
    「好きだよ」突然の告白に、🌸は驚いてシャチを見た。シャチは照れくさそうに笑う。
    「おれと🌸ってさ、やっぱり合わないと思うんだよ。だからさ、これから一緒に合っていこうぜ」
    「……うん!」
    🌸の満面の笑みに、肩の荷が降りたように息を吐き、🌸を抱きしめる。
    「脱がせるのはやりすぎだった……?」
    恐る恐るたずねる。🌸はモゴモゴと口籠もっていた。
    「……"Say"」
    耳にふっと吐息をかけるように伝えれば、🌸はぎゅっと閉じていた口を開いた。
    「ちょっとびっくりしたけど、シャチにならされても良いかなって思ったよ」
    シャチは一瞬固まってから、🌸を強く抱き締める。
    「ちょ、シャチ苦しい!」
    抗議の声をあげる🌸を無視して、力いっぱい腕の中に閉じ込める。
    「🌸」
    「なに?」
    「大好き」
    「わたしもだよ」
    くすくすと笑い合いながら、二人はお互いの鼓動を感じていた。
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