空閑汐♂デイリー【Memories】15　渡されたのは、精巧な銀細工のブローチだった。八年半もの間、この徽章を求めてきたのは嘘ではない。手のひらの上で真新しい光を放つ細い銀の線で構成された楕円形の徽章を見つめ、今この場に居ない男の事を想う。
「ミスターシオミ、受領のサインを」
　流石に重要な受領確認は未だに紙で行われるらしい。教員が差し出したバインダーとペンを受け取って、少し考えてから肩口のペン差しに入れていたボールペンを抜き出す。
「良いものを持ってるな」
「これならずっと使えると思って、高校卒業の記念に買ったんですよ」
　汐見の言葉に教員は鷹揚に頷き、サラサラと書かれていくサインを見つめていた。それはかつて同じ場所を目指していた愛しい男と揃えで買った白銀色に輝くボールペンだった。

再越界副团长因为“未婚夫”的合法身份而垂眸允许那个所谓未婚夫在大庭广众之下与他做出亲密举动，伊得清楚地看到他被男人宽大的手触摸后身体马上变得僵硬，但脸上依旧保持着得体的微笑继续与宴会上的宾客交谈。

艾德蒙特所有细微的动作都像电影慢镜一样在伊得眼底放映，作为曾经最亲密的情人，伊得十分清楚艾德蒙特身体的每一个反应代表着什么：艾德蒙特不愿意待在那个男人身侧，这个场合让他并不舒服。但是现在的伊得没有资格再站在副团长身边，替他挡下众人各怀目的的酒杯和刺探的目光了。

他想起在艾德蒙特被册封为爵士那个夜晚，他们应付完难缠的客人，偷偷从宴会上逃走，躲在没有人的小房间里做。外面不时有人走动和交谈的声音，艾德蒙特被吓到的表情特别可爱，然后咬得特别紧，伊得很想拍拍他紧绷的屁股，但是当时的他比起找刺激更想安抚受惊的爵士大人。