Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    しらあえ

    @dub_Libre

    いつもご覧くださりありがとうございます。
    pixivに載せる前のメモ達です。
    基本成人向け🐣🛸🐣メイン、🛸受け、🐣受けを書きます。
    ※リバ含(今のところ作品ごとに別軸)
    ※全てが妄想
    ※♡濁点喘ぎがデフォルト&激しい描写が多め

    pixivのURL
    https://www.pixiv.net/users/22032620

    リアクション本当に本当に嬉しいです。
    励みになります。ありがとうございます。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 42

    しらあえ

    ☆quiet follow

    🐣🛸
    #Renppio
    珍しく健全
    ぷれ〇ばっくのあの衣装と言いあの背景と言い、結婚式にしか見せませんでした(懺悔)
    あとほら、ジューンブライドだし

    【注意事項】
    ※全て捏造と妄想
    ※ナチュラルに付き合っているどころか結婚している
    ※短い

    🐣視点

    #Renppio

    Rainy marriage雨が降っていた。

    窓に打ち付けられる雨の音を聞きながら俺は目を開ける
    肩に体温を感じながらおもむろに顔を上げると、
    隣に夜が似合う男が、さっきの俺のように頬杖をついて雨音を聞いているようだった。

    夜を溶かしたような黒髪や角、
    その中で輝く瞳や角の先端は、夜空に輝く星のようだった。

    再び目を閉じて昼間のRenを思い出す。

    今日、俺たちは結婚式を挙げた。
    男同士の結婚式は珍しいはずなのに、
    同僚も先輩も後輩もみんな俺たちの結婚を手放しで喜んでくれた。

    そして、Renはみんなの輪に囲まれて誰よりも喜んでいるように見えた。
    明るく朗らかに、屈託なく。
    その笑顔は太陽よりも温かく、まぶしかった。

    再び目を開ける。
    そこにいるのは、夜が似合う男が視線を下に落としていた。
    昼間の時の鳴りを潜め、目を伏せた姿は美しさだけではなく色気さえにじみ出ていた。

    視線先には左手があった。
    さっきまで頭を置いていた肘は降ろされ、その薬指には銀色の指輪が光を放っていた。

    あ……俺たち、結婚したんだ。

    自分の左手にも同じ指輪がはまっているのを感じ、
    突然肩に触れあった体温が上昇したように思えた。

    俺、Renと……Renは俺と……結婚、したんだ。

    心臓の鼓動がRenに聞こえてしまうのではいかと思うぐらい身体中で鳴り響く。
    俺はたまらずRenに向き直る。

    「Doppi……?」

    どうしたの?と驚きつつも微笑んでくれる。
    その優しい微笑みに愛しさすらこみ上げ、俺はRenに抱き着く。

    「Ren」
    「わっ……!急にどうしたの?」

    俺のデカい身体を受け止めつつ、Renはいつもの笑い声を上げる。

    「俺たち!結婚したんだな!!」
    「そうだよ~!誓いのキスもみんなの前でしたじゃん!」
    「それはそうだけどさぁ……なんか今実感が湧いて!」
    「そうなの~?今~?」

    Renがまた声を出して笑う。
    それが嬉しくて俺も笑う。

    しばらく、2人しかいないその部屋に若干不相応な、
    俺たちの陽気な笑い声が響いた。

    うっすら涙が出るぐらい笑ったあと、なんとか2人とも笑いは収まった。

    そして、俺は改めてRenの顔を見つめた。

    「Ren……俺と結婚してくれてありがとう」

    Renは幸せそうに微笑む。

    「Doppi……一緒に幸せになろうね」

    どちらともなく、触れるだけの唇が重なる。

    それは2人だけの誓いのキスだった。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    💒👏☺☺☺☺☺👏💴💴💴💴👏👏👏💒☺☺💴💴☺👏👏☺☺💒💒💖💖💖💖💖💖☺💒💖👏💴💴
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works