Recent Search
    Create an account to bookmark works.
    Sign Up, Sign In

    seiyuusuki2525

    @seiyuusuki2525

    ☆quiet follow Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 20

    seiyuusuki2525

    ☆quiet follow

    音楽家ユキさんとゲイ風俗ボーイモモくん(仮)2️⃣

    1の続き1⃣→ https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=16100916
    今回は多分えちえちは少なめ。

    #ユキモモ
    ##ユキモモ

    音楽家ユキさんとゲイ風俗ボーイモモくん2️⃣ side🍑

     千斗さんと初めて会って、色々あったが体を重ねて半年が経過した。オレは、順調に出張売り専の仕事に慣れ始めてきた実感があった。
     この半年で指名された回数は何回かあるが、ほとんどは一緒に食事をしたり、一緒にデートしたりと色んなことをした。もちろんその中ではホテルで人生相談に付き合ったり、時には互いの唇を啄みあったり、昂った互いのモノをすり合わせ快感を互いに得たこともあった。
     だが、千斗さんみたいな激しくてとても気持ちよかった事はまだ千斗さんとしかしたことが無い。というより多分千斗さんだったからあんなに気持ちよかったんだと思う。
     千斗さんはオレが新人ボーイとしてサイトに上がってからの初めて指名されたお客さんであり、オレのタイプで一目惚れした人。
     この人だったらオレを幸せにしてくれると思っていたし、千斗さんもオレのことを好きと言ってくれた。まさに運命の人だと思っていた。
     でも出会って早々、しかも初指名の人に体を重ねてから好きだと言われとても困惑した。こんなに簡単に好きな人が現れる訳でもないし、こんなすぐに恋人になれるわけが無い。もっと知りたい、もっと千斗さんのことを知ってもっと好きになりたい気持ちと、千斗さんは気になって指名したと言ってたから、次は他の人を指名するに違いないと思った自分がいた。
     だから半年たった今、千斗さんからの指名がまだ来ないという事は多分愛想が尽きて別の女性を見つけて幸せになってるんだろうなぁって思っていた。

     だがその1ヶ月後、千斗さんからの指名が入った。今回はデートでの指名だった。集合場所は千斗さんと初めて会った場所、しかも同じ時間だった。
     オレは半年以上ぶりの千斗さんに会えることが嬉しく、滅多に使わないスケジュール帳に千斗さんとデートと書いて1人浮かれた気分になっていた。
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    🍑💕💞💖☺💗💘💯😭💯😭💘💯🌋👏🙏💴☺💴💴☺☺
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    related works

    recommended works

    pomi710

    DONE前にツイッターで上げた遊牧民パロ。
    乙嫁とか大好きなのです!
    吟遊詩人×羊飼い
    前前前世くらいのイメージ。
    放牧民の朝は早い。貯めておいた水で顔と口を洗い、モモの一日は始まる。足と手の指でも足りない数の羊と一匹の犬を連れ、細長いしなる棒を持ち、何も無い草原を草を求め歩き続ける。もうじき一番寒い時期が来る。それまで出来るだけ沢山の草を羊たちに食べさせなくてはいけない、大切な財産であり、食料だから。モモはひたすらに草原を歩く。たまに見かける木の実を啄み朝食をとった。腹は膨れないが、栄養にはなるだろう。保存用にと少し多めにも採った。そして、また歩く。脇に外れそうな羊をたまに棒で戻してやるが、犬が優秀なためそこまで大きく外れる羊は出なかった。そんな毎日を物心ついた頃から過ごしている。心が沈むことはなかったが、浮き上がることもない。只ひたすら、同じことの繰り返し。この辺りはまだ草が残っている、今日はここで食事をさせよう。そう考えていると、微かに聞いたことのない音が耳に届いた。それは僅かだったがその一瞬でモモの視界がガラリと変わった。胸が熱くなり身体の中が踊る様で、草原の緑は見たことをないほどに鮮やかに映り、日の光は輝いて自分を照らしているかの様に見えた。この音はなんなのだろうか、モモの中にそれを現す言 1729