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    みーな

    主にトモゲの斯波家の腐絵(主人公右)。お兄ちゃん推し。
    Pixiv https://www.pixiv.net/users/24259830

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    みーな

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    パパ♡←ゆーいち 甘めのショートショート。
    桜の季節にさくっと書くつもりでした。

    今再放送のPP1st season 見てるんですが、ゆーいち君も兄も免罪体質っぽい性格してるね…

    啼鳥を聞く「お帰りなさい、海童さん」
    「あぁ、ただいま」
    段差の大きな海童家の上がり框は、俺と海童さんの視線が合う。俺の好きな場所の一つだ。頬にただいまのキスが降って来る。メガネが軽く当たるのも、この人らしくて好きな感触だ。
    「今日、カレー作った。あっためる」
    台所に戻ろうとした背中を後ろから抱きすくめられる。
    「聞いてくれないのか」
    「何を?」
    「お風呂にする?ご飯にする?それとも、っていう定番の台詞」
    「チッ、オヤジくせぇ事言うなよ。離せ」
    「オヤジだからな。真新しいエプロンつけた格好なんて、オヤジの大好物だろうが」
    「馬鹿言ってねぇで……ン」
    振り返った顎をつかまれキスをされ、カッと体温が上がる。
    「……ん……海、ふぁ……」
    止めようと開いた口にぬるっと舌が触れて身体が跳ねた。腰がズシッとおもくなり、すべてがとんでいく。埃くさいスーツに腕を回すと世界が自分と目の前の人だけに狭まっていく。
    舌を絡め合う。
    好き…… 好き…… 感情が溢れてくる。
    「…… カレー…… んんっ、食べないの?」
    シャツの中に入り込んだ指に乳首を弄られる。ダメだってこれ以上こんな場所で。
    「お前が先だ」
    「じゃあ、冷凍しなきゃ……ッ」
    そう、小分けにして冷凍。あれ、俺、その作業もうしたよな。タッパー出して、小さな冷凍庫を整理して……


    ばちっと音を立てて目を開ける。
    薄汚れた天井に、薄いカーテンから差し込む朝日が当たっている。能天気な鳥のさえずりに現実を認識する。
    「くそっ…… いくらなんでも春過ぎるだろ、俺の頭……」
    ひどい夢。俺は頭を抱えた。
    これからどんな顔をして、昨晩作りおきした冷凍庫のカレーを食べればいいのか分からない。
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