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    wacca3577

    (迷走中の)
    東荒の妄想話をポイポイ中
    書きかけばっかりですみません

    ※過去でどの作品を何処まで晒して
    処理したか、どこにアップしたか
    不明になったので色々諦めた…

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    wacca3577

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    寒がりな荒北(東荒)

    ツイートしようかと思ったけど
    思いの外長くなったのでこちらに…

    #東荒
    toiletInAZenMonastery

    東堂が練習中にあくびばかりしている荒北が気になり声をかけると、夜が寒くて眠れないという。その夜、東堂は荒北の部屋を訪ね、暖かく眠る為にあれこれと世話を焼くも、結局荒北は寒くて眠れなかったことを知る。部屋の問題かを確認する為にその日、東堂は荒北の部屋に泊まることにした。


    文句を言う荒北を流しつつ無理やりベッドに入る。そして夜中…荒北が布団の中で震えていることに気が付く。思わず声をかけるとゆっくりと目を開けた荒北がひどく疲れた表情をしていた。思わず触れた頬のその冷たさに驚いた東堂は足を絡ませ荒北を抱き寄せる。徐々に東堂の体温に馴染むと荒北はスッと眠った


    荒北の寝息が直ぐ側で聞こえる、そして今まで気にして無かったが腕の中に収まる荒北からはほんのりいい香りがした。東堂は改めて荒北の顔を覗く。こんなに近くで顔を見るのは初めてかもしれない。普段の表情とは違い大人しく寝息をたてている姿がなんだか可愛いと思ってしまった。その夜、東堂は寝れなかった


    寝不足を解消しスッキリした荒北に対し今度は東堂が寝不足になった。これでは駄目だと東堂は荒北と一緒に寝ることを断る。すると荒北はすんなりと受け入れ新開の所へ行ってしまった。何だかもやもやする東堂。4人での夕食の時、んじゃ後でいくわと新開に告げる荒北。


    東堂は自室に戻った後も荒北の事が頭から離れなかった。就寝時間が過ぎ自分のベッドに入ったがやはり気になって眠れない。少し様子を見るだけ…と部屋を出て暗い廊下を歩いていると荒北の部屋から光がこぼれていた。半信半疑でドアを叩くと中から荒北が出てきた。


    隼人と一緒に寝てるのかと思ってな…と東堂は思ったまま口に出していた。それに小首をかしげる荒北。入るぅ?と扉を大きく開いてくれたのでそのまま部屋に入った。荒北はいつもとも変わりなく布団を直しながら、何勘違いしてんだか知らねぇけど、別にそういう意味であいつんとこ行ったんじゃねぇからァ…と話してくれた。


    その言葉に安堵した東堂は思わず荒北を後から抱き締めた。何?やっぱし一緒にねるぅ?ニヤリと振り向く荒北にからかわれた気がして、モヤモヤさせられた仕返しをしたくなった東堂はそのまま荒北の腰に手をかけると絶妙な力加減でもみ始めた。くすぐられた荒北はあまりのくすぐったさに身をよじると2人一緒にベッドに倒れ込む


    それでも荒北に抱きついたまま手を止めない東堂に、もうやだと涙目になりながらも抵抗を試みる荒北は東堂の手首を掴んだが逆に手首を掴み返され顔の横に押し付けられた。涙目のうえに息が上がってる荒北を見下ろす東堂はしばらく固まっていたが大きなため息を吐くとそのまま荒北のうえに自分の身体を重ねた


    重い!と文句を言う荒北に微動だにしない東堂。身体を動かしどうにかしようとする荒北の首筋に鼻を近づけ匂いを確かめる…まずいな、この匂い嫌いじゃない、いやむしろ好きかもしれん…そんな事を考えていると、いつの間にか荒北は大人しくなって顔を背けていた。


    よく見ると耳が紅い、顔を覗き込むと顔も真っ赤でぎゅっと目を閉じている…なんだ、この可愛い生き物は…




    後に東堂は言う、この出来事がふたりの馴れ初めだと…
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    wacca3577

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    「何を願った?(七夕お題)」

    ※頭ん中と、散らばった下書きを整理中
    ※過去文で何を何処まで晒して
    処理したか、どこにアップしたか
    不明になったので誰か助けてくれ…
    荒北、お前は何を願った?


    7月8日早朝…
    東堂はいつものように、
    誰よりも早く目覚め洗面所に向かった。

    途中の共有スペースには
    昨日の七夕用に用意された笹があり
    男子高校生たちの願いが詰まった短冊を重そうにぶら下げていた。

    東堂はふと、短冊を手にとり見てみると
    皆それぞれ願い事や欲しいものなど
    七夕の意味など知る由もないであろう
    好き勝手なことが書かれていた。

    何人かの短冊を見ながら
    荒北は何を書いたのだろうかと気になり
    探し始めてみたものの何処にもそれらしき短冊が見当たらなかった。

    前日にちゃんと書くようにわざわざ短冊を手渡したはずなのに、荒北に手渡した青い短冊を見つけることができない

    短冊を探すのに上の方ばかり見ていたので
    一旦、目線を下に移すと
    足元のゴミ箱に見覚えのある紙が握りつぶされ捨てられていた…
    それは、東堂が探していた青い短冊だった。


    強い力でグシャグシャに握りつぶされて小さくなった短冊、東堂はこれが荒北の短冊だと直感した。

    ゆっくりとゴミ箱から短冊を拾い
    丁寧に破かないように開いていく…

    「東堂!おはよ!」
    「」

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    一旦、目線を下に移すと
    足元のゴミ箱に見覚えのある紙が握りつぶされ捨てられていた…
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    強い力でグシャグシャに握りつぶされて小さくなった短冊、東堂はこれが荒北の短冊だと直感した。

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    丁寧に破かないように開いていく…

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