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    れなーど

    @yomogi_umum

    入り乱れて入ってるお道具箱のよう
    PASSはノ氏の生まれ年C.E.○年と身長の乗算 多分綺麗な数字になるはず

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    れなーど

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    運命32話~33話ごろの捏造。ベルリンを見て、一人考えてるノ氏。
    弊ノ氏は、krよりも先に「戦うことしかできない」に辿り着いてそうだなって思って。

    斑雪 白を踏む。
     針のような冷たさと、山々の静寂が耳を刺す。

     自分はこの寒さを"知っている"。

     真白な息を吐き出しながら、風に外套を煽られながら、ノイマンは崖の端を目指していた。そこから、街を見るために。
     淵に辿り着いて、眼下に広がる惨たらしい市街地を見渡す。
     かつて、父と母とで遊びに行った首都は跡形もなく黒焦げとなり、もくもくとした煙の中に命の終焉と慟哭を吐き出していた。
     当時のことはあまり思い出せないが、たくさんの人がいたということと、楽しかったということだけはよく覚えていて、巨大な瓦礫の下に広がる数え切れないほどの死を想像してしまう。


    (良い時代が来るまで、)


     死ぬなよ。

     そう、ハルバートン提督の声が聞こえた気がした。
     それは、別れの時の彼の口癖で。
     それは、初めて出会った日から変わらず。
     それは、最期に会ったあの日も変わらずに。

    言われ続けた、心に残り続けた言葉だった。


    (……生きるとは、これらを見つめ続けることなのでしょうか)


     クレタでの戦いでも、そしてここベルリンでも。今、自分たちはこんな犠牲を出さないために動いているというのに。ただ幸せに暮らせる未来が欲しいだけだというのに。どうしてこうも、ままならないのだろうか。

     自分よりも若い世代がそうやって足掻いている。このままではだめだというのに、どうしたらよいのかわからないと足掻いている。
     正義とは、悪とは、戦う理由とは、生きるとは。
     自分は、彼らよりも長く生きている大人の癖に、答えを示すことすらできない。


    (軍人の俺には――ただ、戦うことしか)


     ふと、右耳のインカムにノイズが走る。ぐい、と今に引き戻される。


    『ノイマン』
    「ああ、今戻る」

     そう言うと、ノイマンは胸いっぱいに冷たい空気を取り込んでから、来た道を戻り始めた。すぐにまた長距離の移動をすることになるだろう。ならばせめて艦に戻るまで。それまで、自分の体にこの地を留めて置きたかった。
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