◎七人隊アニメオリジナルの罪(エモ)について考える
【生前、最期の回想】
煉「そろそろ大名になっては?」
(蛮骨に地位や名誉を薦める)
↓
蛮「いやお前がなれば?手を貸すぜ」
(煉骨の出世に協力する姿勢)
↓
煉「大兄貴を差し置いてそれはない」
(蛮骨の元から離れる気はない)
⇒互いの生き方を尊重し合う様子が描写される。また、互いに出世する気はなく、ずっと七人隊として楽しく殺戮して暮らしたいという共通意識。
【蘇生後、方向性の違い】
自己判断で犬夜叉一行を利用し、奈落について調べた煉骨。自分たちの身を案じての行動。犬夜叉から「どうせ奈落は七人隊を使い捨てる」という証言を聞き出すことに成功。結果、奈落は七人隊にとっても信用ならない奴だと判明する。
蛮骨合流後
煉「奈落に会ったのは大兄貴だけ。奈落について教えてほしい」
↓
蛮「生きてみんなで暴れられる、それでいいだろ」
はぐらかしたか、はたまた本心か。
↓
煉(昔から深く考えない性格だから困るな…)
おれがしっかりしないと程度の危機感。
【銀骨の欠片】
自ら盾となり煉骨を庇った描写と台詞
銀「煉骨を死なせない」
※銀骨を殺したのは鋼牙
↓
銀骨の欠片を無断で使用した煉骨
(致命傷を負い再起不能となったため)
↓
合流後、煉骨を咎めなかった蛮骨
(銀骨の欠片の使用はセーフか?)
【睡骨の欠片】
桔梗に抜かれそうになったところを蛇骨が奪う
※睡骨を殺したのは蛇骨
↓
蛮骨に睡骨の欠片を手渡す。
(当然睡骨を殺したこと自体はセーフ。放っておけば敵勢力に欠片が渡っていたため)
↓
蛮「信用できるのは蛇骨だけ」
(この時点で煉骨はもう信用していないと言ってるようなもの。銀骨の欠片の使用はセーフだったとしても、煉骨の心が七人隊から離れていることを感じたか。この辺はアニメも原作もうろ覚えなので要再考察)
【蛇骨の欠片】
犬夜叉と対戦し、瀕死に追い込まれた蛇骨。煉骨に見つかり、欠片を抜かれて死亡。
※蛇骨を殺したのは煉骨
↓
(欠片を抜かれさえしなければ死ななかった蛇骨)
=銀骨のように改造することは可能?
=逆に言えば原型に戻ることは不可能?
【煉骨の欠片】
蛮骨を殺そうとするも返り討ちに合う煉骨。蛮骨を殺すために蛇骨を殺したため。
(まともな戦闘にもならなかったあたり、力の差は歴然。裏切り行為ではなく、私欲のための仲間殺し自体が罪だったか。)
※煉骨を殺したのは蛮骨
◎七人隊アニメオリジナルの罪(エモ)とは…
・かつての蛮骨と煉骨の信頼関係と裏切りの対比
・煉骨と銀骨の信頼関係と庇って死んだ描写
〇七人隊編の疑問点
・煉骨の殺意
→蛮骨に殺されるという思い込みはどこから?
→一人で生き残ってどうする気だった?
→蛮骨を殺す算段はあったか?
・蛮骨と奈落
→なぜ奈落の命令に従っていたのか?
→犬夜叉を倒した後、奈落も倒す気だったか?
・蛮骨と煉骨
→そこまで裏切り行為を重んじる隊だったか?
→銀骨の欠片を使用した時点で警告するべきでは?
→犬夜叉を倒してから決着をつけるじゃ駄目か?
・煉骨の行動
→寺で一行を殺さなかったのはなぜか?
→欠片を集めていたのは正当防衛か否か?