結局梅ちゃんは再婚して目も治って花屋で働きながら幸せな生活を送っていたという解釈でいいんだろうか。とはいえあまりにも作中あんなに体張って命懸けた杉元に対する見返りがなくて解せない。そういう男ってのはわかってるんだけどオタクは推しにご褒美が欲しい
ヴァシリちゃんが生死不明だったのがずっと心残りだったけどとりあえず無事そうでよかったし絵が得意なのはすっかり忘れてた。ヴァシリちゃんにとっての好敵手は尾形だったけど尾形にとっては通過点だったのかなとも思う。
杉元が北海道を「故郷」って言ったのエモすぎた。出生は多分神奈川だったと思うけど、ルーツは北海道で得たものって感じがする。ところでアシㇼパの好意はいつ気づくのかなー気づいてるのかなー気づいたところで進展するのかなー。でも最後まで二人の恋愛的描写がなくて死ぬほど安心しました。一生一緒にヒンナヒンナして暮らしてください。
戦争中、谷垣が杉元にカネ餅あげたことで親友と再会できたし、杉元と寅次が月島に舟を譲ったことで月島は助かったしで、運命が交差する描写がたまらん。伏線というか、細かなバタフライエフェクトがとても好き。
パーティがコロコロ変わるの楽しい。初期パの安心感すごいけど、キロランケや尾形が加わったり、樺太編(スチェンカ,バーニャ, 曲馬団)での鯉登月島パは正直一番面白かった。一人ひとりに過去や人物の掘り下げがあるから一概に敵勢力と呼べないのもまたいい。
尾形の最期めっっっちゃ良かった。杉元にとってもアシㇼパにとっても因縁の相手だったけど、結局尾形自身自分の過去にケリつけれてなくて幻影に飲まれる描写がもうたまらない。「全てが間違っていたことになる」ってセリフがヤバい。言語化できない。絶対アニメで見たい。ツダケンの気が狂った演技大好き。
土方の最期もめっちゃ良かった。つい最近大河の見たばっかりだったから死に場所を探してるだの戦の中で死なせたいだのの描写がもうめちゃめちゃ沁みた。戦闘中アドレナリン出すぎて時代が幕末に遡る演出が大好きで、実は人斬り用一郎の回も3周した。結果的に致命傷負わせたのが鯉登ってのも良い。てか土方派閥が五稜郭から一人ずつ散っていくのが本当しんどい。みんな大好きだった。夏太郎は生きててくれてありがとう。
白石、房太郎の意思を継いだわけではないだろうけど、脱獄王で終わるんじゃねえぞとか故郷がないならつくればいいとか聞いて少なからず感化されている…と思いたい。アシㇼパにも故郷に帰って杉元と家族になれとか言ってたしストーリーにおいてかなり核心ついてる気がする。ミステリアスで色気もあってすごいいいキャラだった。
オソマが谷垣のこと好きだったの誰も覚えてない