小さなお星さまの話[[rb:教団 > カラザ]]に住んでいるコタマには、素敵なお姉ちゃんがたくさんいる。
ちょっと前に大好きな姉さまは一人だけになってしまったけれど……世話役をしてくれる[[rb:代理人形 > プログシード]]達はたくさんいて、そのうちの明るく笑うけどどこか氷みたいなマグネは可愛い。
真っ黒な着物におかっぱの髪を揺らしてる時、その水晶みたいな眼が固くてどこを見ているか分からない事は怖くなるけれど、きゃらきゃら笑う姿を見せてくれる日はとっても珍しくて、少しだけ心がほっこりするのだ。
そんなマグネが大好きで、コタマも大好きな、いっとう綺麗な[[rb:代理人形 > プログシード]]が居る。
作り物らしく整いすぎていて作り物みたいだけれど、絵本の中の雪みたいにきらきらした銀色の髪は夢の世界を教えてくれた妖精さんのようで、コタマが大事な宝物にしている一番上の姉さまがずっと昔にくれたおっきな翡翠と同じ色の眼もとても綺麗。
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