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    なめこ

    DONEこの世界での、とある悪魔の味覚と身体についての説明書。

    聖魔(青手)ちゃん。
    時系列の設定は中編あたり。
    青八木はテーブルの前に座る。
    目の前に置かれた茶色い色のスープを神妙な面持ちで見つめていた。
    青八木の少し後ろに立つ手嶋はそわそわしながらその様子を伺っている。

    スプーンでひとすくいして口に含んでみるが、言葉にし難いような青臭さと酸味、そしてほのかな苦味が広がり、顔を顰めた。

    「あー……やっぱ、ダメ?」

    手嶋が残念そうに問い掛ける。

    「……」

    なんとか飲み干すが、青八木は答えないままだ。

    「ダメかぁ〜。一応、調味料で誤魔化してみたんだけど……やっぱ無理か。"安物"だしなぁ」
    「す、すまない……、純太」
    「別に大丈夫だよ。昨日村にやってきた行商人が勧めてきた食用花っつーのはどんな味かなと思って、興味本位で買ってきただけだし。もし美味しいなら日常食として取り入れようと思ってたけど。……酸味も強いが、青臭さ……とか。あとは若干の苦味か。聖都で売られてるのは別の品種で高価な分、甘くて美味しいらしいんだけどさ。コレは安く仕入れることのできる品種だから好き嫌いが分かれる、とか言われてたし……。青八木の味の好みは知ってるから、ダメかも知れないとは思ってたんだ」
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