惰性4Episode4

5月21日。
金曜日だったこともあり深津と松本が牧と藤真に声をかけて誕生日前夜祭を開いてくれた。
藤真は残念ながら部活の関係で不参加だったが、牧は藤真から託されたという誕生日プレゼントを手にわざわざ部活後車で駆けつけてくれた。
牧が着いた頃にはもうだいぶ酒も入ってて記憶もところどころ曖昧。
深津と松本は出身地も関係しているのか、同じ量というよりはむしろオレより多く飲んでるはずなのに顔色ひとつ変わらない。
「三井悪酔いしてるピョン」
「最近ちょっと元気なかったからな」
「牧は原因知ってるピョン？」
「いや、何も知らん」
「オレも直接聞いてみたんだけど大丈夫だの一点張りで」
なんとなくオレ以外の3人がそんな会話をしていたのは聞こえていた。

なぁ、リーダー一緒にお酒飲もうぜ！！
ああ、お前1人でやれよ．
ひどいなぁ、リーダー、どうせ寝れないんだろう？
うるさい．
、、、、
しょうがないから飲んでやるよ！
お酒をいっぱい飲んでくる連れに

ああ、それでさ、だび？聴いてんのか、
リーダーもしかして酔ってる？
うるさい．。。酔ってない．
はは、そういう奴の方が酔ってるんだよ！
ん、もう、いい。荼毘も飲めてないだから飲めよ
そして、とむらは、ウィスキーを手に持って
コップに入れる
リーダーこれはじょうだ冗談だよな、
あ？
こんなにウィスキーなみな並々にいれて、
これでいいだろ．もっと飲めよ．
はいはい。わかりました．リーダー
口に含んで飲む、荼毘
そして、とむらの、顎を持って

おい、なんだよ。