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    yon8jet

    @yon8jet

    米8(ヨネイト)です。CPもの置き場。パラレルもよくやります。

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    ドゥエマWIN11話Bパートデュエマ(主にカイザについて)とおぼちの変化について

    うーーーーーーーーーん。
    11話好き…。

    配信リアタイの時からめちゃくちゃ好きな回だったんですが
    やっぱ改めて見ても好きだな〜。
    多分私が好きな作画の方がいらっしゃるのも相まって。
    (おぼちが「不屈の闘志」を宣言するときのとこですね)

    この回は本当に、脚本によるキャラクターの対人印象の変化が巧みです。

    カイザとボウイのデュエマが始まる寸前まで
    カイザはD4鉄の掟である「不敗」を貫けなかったボウイに
    怒りを露わにしています。

    おそらくデュエマするまではボウイを完膚なきまでに叩きのめして
    D4から追放するつもりだったのではないでしょうか。
    (この時点ではカイザ自身不敗なので
    敗者への容赦のなさは現在の比ではないと思われます)

    ところが結果はボウイのD4追放を保留としています。

    もちろんその理由はデュエマの中身ですよね。

    すなわち、今回のエモポイントになる
    カイザのボウイへの評価です。

    カイザはこの回の冒頭、D4で集まった時にボウイへ
    「期待している」と述べています。

    D4はカイザに認められることで初めて加入できる集団ですから
    当然ボウイはすでにその強さを認められてるんですよね。

    一方で、一度認められた「強さ」はさらに強くなることを求められても、
    弱くなることは許されません。
    D4としての強さの基準に満たなくなるからです。
    基準が「不敗」なのでマジで雇用条件厳しすぎかよ、とは思いますが…。

    なのでカイザの「期待」とは当然
    ボウイがさらに強くなることを指しています。

    ではなぜ強くなることとは真逆の「敗北」を経てしまったボウイを
    それでもD4に保留としたのでしょうか。

    それはおそらくボウイに強くなる「可能性」を見出したからでしょう。

    そう、あの「不屈の闘志」を見せたことです。

    カイザは9話でも示された通り、将来の展望がまるでない
    「腐った大人」を最も嫌悪しています。

    一方で、未来の可能性に満ちている子供には非常に寛容な側面があります。
    11話冒頭、ビルに入る前、子供に声を掛けられたカイザが
    とても誠実そうに接しているシーンが入れられているのは
    これを印象付けるためだと思われます。

    故に、カイザは相手に成長の片鱗が見えると
    途端に態度が柔和するようです。
    実際デュエマ中に、ボウイが今まで見せなかった
    土壇場での反撃を見せたことに感心している描写がありました。

    さらにこのデュエマで判明したのが
    カイザから見て、ボウイの「成長」を妨げる要因が
    「精神的な弱さ」にあるということです。
    結局このカイザとの戦いも、ボウイはその弱さから
    プレイの判断を誤り、敗北しています。

    このように、11話でのデュエマ中でボウイは
    兼ねてからの弱点とそれを一瞬乗り越えようとしかかっている姿の
    両方をカイザに示しました。

    それはやはりカイザにとって「追放の保留」を選択する
    大きな判断材料となったでしょう。

    作画の暴走もとい、アニメの出来が大変よろしかったので
    やれ「制裁」だ「DV」だと言われることもある11話のデュエマですが
    個人的にはカイザの人となりやものの考え方がよく見えますし
    ボウイにとってはその後の選択の大きな分岐点となった
    非常に意義深いデュエマだったと思います。

    カイザは「成長」をめちゃめちゃ尊んでいるので
    自分が成長できると思ったのなら
    あらゆる手段を尽くすべきだと考えています。
    (参照:ハリウッドフクシャチョーとの一件)

    それを第一の思考だとすると
    ボウイがD4を抜けてウィンたちと共に過ごすことが
    ボウイの成長に繋がると思い
    カレンちゃんとスイッチという形で
    送り出したんじゃなかろうか。
    なーんてすら私は妄想しております。

    何せあの「不屈の闘志」の向こうには
    斬札ウィンが透けて見えてますからね。
    クッ…これもバカエモい…。

    見境ない私からするとホンマこのデュエマ
    カイザとボウイの関係性を深掘りしつつ
    カイザからウィンへの関心も暗に高めるという
    矢印乱舞を成功させていて天才か???ありがとう……
    という気分です。

    カイウィン(カイ)も好きなんじゃよ…。
    ライバル×主人公は…ホビアニのイロハだから…。(※個人の意見です)


    さて、次はおぼちの変化について。

    ワタクシ、本格的にドゥエマWINくんのことを
    ァ沼ーーーーーーーーーーー!!!!!!!と認識したのが
    学園編からだったもので(激遅)
    今反省してシラハマ編を見返しているんですが
    11話久々に見ると学園編のあれは何!?ってくらい
    おぼち、ファルゴに反抗的でしたね…びっくりした…。

    反抗的っていうか、全然へりくだってない。
    タメ口だし、ちゃんと物を言い返している。

    オオイ学園編おぼち!!
    この頃の自信はどこへ行ったんやーーーい!!

    ……いや、どっか行っちゃったんですよね、自信。
    それはそう。
    何せD4でもない田舎のドゥエマ大好き少年
    斬札ウィンに2回も負けたわけですから…。

    まあ正確にはウィンとのデュエマは「楽しい」ので
    負けても「次は勝つ!」で心が埋め尽くされるんですけども
    そこにD4が絡んでくると途端に
    D4でもないウィンに負けたとあっては
    輪をかけて自分はD4の他のメンバーの足元にも及ばないのでは
    という劣等感にすり替わってしまう、と…。

    ただでさえ長いカイザまでの距離の間にD4他メンツに加え
    実力未知数のウィンまで横入り乱入してきたんですから
    僕のカイザさん遠ッ!!!てなりますよね…。

    11話でカイザの強さに、憧れ以上に打ちのめされて
    ボウイの中で完全に自分の立ち位置は最下位で
    決定付けられてしまった…というところでしょうか。

    だからってまあファルゴ「さん」は良いとしても
    あのクッコロ女騎士みたいな脅され方まで受け入れんでも…。
    (例えもヒデエ)

    これまでのボウイの自信は
    井の中の蛙大海を知らず的な自信だった面も否めないので
    新たな、本当の良い自信を得るためには
    1度喪失する意味のある自信だったと個人的には思いますし

    面子を保つための虚栄を無理に張らなくても良くなった今のボウイは
    素の穏やかさみたいなものが出てて
    元々はこういう性格の子だったのかなー、などとも
    考えさせられますね。

    物語の構成上、あまりに黒星が続きましたが
    ウィンたちのもとへ来たからにはここからが
    ボウイの成長のターンだと思うので
    また強さと自信を回復していってほしいですね!
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