◈世界について
風景は私たちが生きている世界にそっくりな世界。
生活の至る所で魔法が使われている。
「魔法が使えない者は価値がない」と言われているほど魔法が重要視されている。
実際に魔法を使えない者が差別を受けることが深刻な社会問題となっている。
様々な理念や方針に基づいて活動している組織が存在する。
中には生物実験など非合法的な研究を行っている組織も存在する。
彼らの研究により元々は人間や生物であった異形の生物が生み出され、住民が襲われる事件が発生している。
これに伴い、国民は武器を所持することが許可されている。そのため中等学校以上の教育機関では戦闘に関する授業を教育カリキュラムに入れることが義務付けられている。
武器の使用についての法律や武器の仕様が許可されている区間は定められているが、それらを守らない者や防衛以外の目的で武器を使用する者も少なくないことから事件や事故が多い。
また、規格外の性能で非合法とされている武器の取引もされていたりと全体的に治安はあまりよくない。
武器は常時装備しているわけではなく、魔法によって出し入れする。
これは魔法を使用できない魔力が微弱な者も同様である。
◈魔法について
魔法の属性は全7種。(火、水、雷、風、光、闇、無)
水属性の中には氷属性も含まれる。
それぞれの属性には基本となる通常魔法と呼ばれるものと特殊魔法と呼ばれる魔法に分類される。
特殊魔法:無効化(火)シールド(水)コピー(雷。習得時にコピー対象を武器、魔法のどちらかを選択する)
跳躍(風)回復(光)潜伏(闇)石化(無)
扱える魔法のに属性については通常魔法の場合はほとんどの場合が家系や遺伝を引き継ぐ。
生来から全属性を扱うことができる者は希少であり、魔力も強力であるが、精神面または身体面に多大なる影響を及ぼす代償を必ず有している。
特殊魔法については習得できる数が基礎戦闘力により定められている。
S:3つA:2つB、C:1つ
習得できる属性は自分が扱える属性が原則となるが、基礎戦闘力によっては自身の持っている属性以上の種類を扱える者もいる。
魔力には魔法そのものの威力に関わる魔力(Ω)と魔法を発動する際に消費する魔力(δ)の2種類が存在する。
どちらの魔力も基本的には家系や遺伝で決まる。
魔力を上昇させること、使用できる属性を増やすことは可能だが、大幅に上昇させたもの、3種類以上の属性を使用できるようになった例は極めて少ない。
消費した魔力は休息をとることにより回復するが、完全に回復するために必要な時間には個人差がある。
不老不死の魔法、自身の魔力を他人に譲渡すること、薬物や人体改造により魔力及び戦闘力を上昇させること、クローンを生み出すこと、蘇生の魔法は禁忌とされている。
扱える魔法
梓白:全属性(代償付)風、水属性が得意
紺碧:水
花葉:雷
朱優:無
雪音:水、光
紫音:火、闇
陽:火
世和:火、水
花依斗:雷、光
梓紗:魔法適用なし。特殊能力(PK)使用可
姫花:雷
樹:全属性(代償付)風属性が得意
成星:全属性(代償無)本来は光属性のみだが他は独学で習得した。
京:闇、無
特殊魔法
梓白:シールド、コピー(武)、跳躍
紺碧:シールド
花葉:コピー(魔)
朱優:潜伏、石化
雪音:シールド、跳躍、回復(中)
紫音:無効化、潜伏、回復(中)
陽:無効化、潜伏
世和:無効化、シールド
花依斗:コピー(魔)、跳躍、回復(中)
姫花:コピー(武)
樹:回復(特大)、石化
成星:回復(大)
京:潜伏、石化
基礎戦闘力について
この世界に生きる12歳〜65歳未満の全ての人間が能力に応じてS〜Dにランク付けされている。(基礎戦闘力)
ここに該当する年齢の者は3年に1度能力検査を受けることが義務付けられている。
魔法使用不可の者(魔力が微弱な者)は成績に関わらず原則としてランクDに該当する。
しかし、魔法以外の特殊能力を有する場合は魔法を扱うものと同様に試験結果に応じたランクとなる。
全10種の項目(体力、力、魔力、物防魔防、速さ、技術、知力、適応力、精神力)をそれぞれ10点満点で評価し、合計点によってランクが決まる。
S:90点以上
A:75~89点
B:50~74点
C:50点未満
D:魔法適応なし
検査中は通常魔法は使用可能であるが、特殊魔法については使用が禁止されている。
能力検査では過去の成績に関わらず全ての者が支給された同一の武器、検査内容で能力を測定する。
武器の種類は選択可。
S:梓白、雪音、紫音、花依斗
A:陽、京、世和、朱優、樹
B:成星、姫花、花葉、紺碧、梓紗