梓白「やぁ。仲良し3人組さん」
世和「なあ、梓白ってあのトリオなりたくてなったん?」
梓白「ふふ、これはこれは。なぜ突然そんな話をするの?」
花葉「梓白、兄貴と仲良いだろ。だったらトリオくらいそこで組んでも良かったんじゃないかって。バディと違ってどこも仲良い人でくっつきましたって組み合わせじゃん」
梓白「たしかにそうだね」
朱優「それで、真意は?」
梓白「ふーん、君もそういうの気になるんだ?んー、そうだな。俺があの双子と仲がいいか悪いかと聞かれると…悪くはないが彼らよりもう少し仲良い人もいる。けど別に仲がいいからといって組みたいともならない、が答えかな」
世和「うーん…?仲良いなら組みたくね?」
梓白「ふふ、君たちはそうかもしれないね。けど花依斗とは組まないと話せない、とかそういうんじゃないでしょ?まあたまに組むこともあるけどね。よっぽどの大事のときだけど」
朱優「…むしろ組んでいないのにずっといる気がするが」
梓白「でしょ?それにね、組んでない方が俺と相手でその日起きたこととか全然違うでしょ?そういう話を聞くのがおもしろいんだよ」
花葉「でも梓白って陽さんともよくいるよね?」
梓白「まあね。別に仕事終わったらはい、他人ですって感じじゃないし俺たち。というかどこのバディも仕事以外でも一緒にいること多くない?」
世和「あー、まあな?俺たちも花のとこもそうか」
朱優「…まあ俺たちは元々よくいたし」
花葉「…俺は兄弟だし」
梓白「ふふ、仲がいいことは何よりだよ」
花葉「んー、なんていうか、陽さんに用あるなら梓白のところ行けばほぼ会える…みたいなのあるじゃん?」
梓白「いやだなぁ。俺たちだって別行動してるときくらいありますよ?」
世和「梓白陽と美形バディの4人でよくつるんでるよな?」
梓白「あれ、そう?うーん…気づいたら一緒にいるのかな」
花葉「ね、梓白はトリオとバディどっちが好き?」
梓白「バディだね」
世和「お、即答」
梓白「ふふ、そうでしょう?俺たちは実力最強バディなんて呼ばれて楽しませていただいてますよ。それに、なんか全部言わなくてもわかるし、相手もわかってるみたいなの楽でさ」
世和「梓白と陽ってシンクロ率エグいよな」
花葉「たぶん雪ちゃんとしーちゃんよりシンクロしてる」
梓白「ふふ、それはどうも」
朱優「陽はお前のモノマネが特技らしいがお前はできないのか?」
梓白「ははぁ、君も俺にそういう無茶振りするようになったんだね?俺、陽様みたいなキラキラした王子様ではないからさぁ…」
世和「いやいや〜とか言ってできたりして」
花葉「王子な梓白…見たい…」
梓白「ふふ、花?そんなに僕の王子が見たいの?」
花葉「お、おお〜…!梓白様だ…!!」
世和「なんか姫花みたいな反応してる…」
朱優「さすが兄弟…」
梓白「ふふ、ご満足いただけて何より」
世和「やっぱできんじゃん。超似てた」
梓白「いやはや案外できるもんだね」
花葉「おかわり…」
梓白「ありません」