主明長編(?) 案タイトル案
『シタマチタンテイ・カイトウダンシ』
『タンテイオウジ イン オールドタウン』
内容
寂れた下町の商店街で探偵をやっている明智と潰れそうな純喫茶のアルバイトぺご
が地元の小さな事件を解決したり、獅童の元取り巻きに狙われたり、微妙な陰謀に巻き込まれたりする。
(あらすじ的な)
2/3以降、記憶が少し欠けながらも生き延びた明智吾郎。
それから一年後、彼は新島冴のバックアップで少し寂れ気味な下町の商店街の一角に探偵事務所を構えた。
探偵といっても、興信所とだいたい変わらない地元密着の地道な仕事をこなす日々だったが
4月頃から商店街で今までになかった不可解な事件が起こり始める。
同じ頃、行きつけの喫茶店に突如、雨宮蓮と名乗る男がアルバイトとして明智の前に現れた。
「やっとまた会えたな、ずっとお前を探していたんだ。」
と微笑むが、明智はその男のことを思い出せない。
飄々と掴みどころがない雨宮に苛立ちとどこか懐かしさを感じる明智。
情報屋も兼ねる雨宮と事件を解決していくうちに、明智の少しずつ欠けた記憶が戻ってくる。
・明智吾郎
お台場の最終決戦の後、行方不明とされていたが、新島冴のバックアップで探偵として第二の人生を始めた
某下町にある寂れ気味の商店街『宝六島通り商店街』の一角、潰れそうな純喫茶『まきあーと』の二階に
『おおがらす探偵社』を構え、地域密着の地味な活動をしている。
探偵王子時代と違って、だいぶ愛想が悪くなった。(接客のための最低限の礼儀はある)
三学期の世界で存在が揺らいだ影響で、2016~2017年頃の記憶が所々欠けている。
顧客からTVに出ていた探偵王子かと聞かれても
「よく言われるんですが、同姓同名の別人です」
と無理矢理ごまかしている。
・雨宮蓮
明智の事務所の一階にある喫茶店のアルバイトとして突如現れた。
明智のことを「ずっと探し続けていた大事な人」と言って、ぐいぐい接近してくる。
いつの間にか商店街に溶け込み、調査対象の情報を集めてくるため、なし崩しに情報屋として探偵事務所に出入りするようになった。
蓮が働く店は何故か情報が集まってくる。
雨宮蓮と名乗っているが、本名は来栖暁。
元怪盗団の中で、唯一ペルソナ能力を失っていない。
・新島冴
検事を辞めて弁護士になり、都内某所で法律事務所を構えている。
獅童の元取り巻きから口封じのために命を狙われている明智を、探偵学校に通わせ開業のバックアップをした
明智を隠すよりも、ある程度人前に立っていた方が狙われにくいとの考えだった。
仕事についての相談にも乗る。
以上の事は妹の真には黙っているが、薄々気づかれている。
雨宮蓮(来栖暁)に対して、余計な記憶を思い出されると厄介なので明智に近づけないようにしていた。