Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    risuta_otaku

    @risuta_otaku

    げんむらすきのおたく
    マダミスを作ったりif小説書いたり
    文才。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 10

    risuta_otaku

    ☆quiet follow

    ⚪🔪村ヒーローズ2話
    妄想しかない
    続きは適当に

    「GENさん!俺は…、俺たちは戦いに来たわけじゃないんです…!」

    必死に説得を試みる
    俺も心のどこかではわかっている
    こんなことは無意味だと

    それでも、戦いたくないのは本音だし、GENさんを救いたい


    「…でも私は、あなたを殺す気でいます」

    GENさんからそんな言葉がでるのが信じられなかった
    やはり、お世話になった人と対峙するのは多少の緊張を伴う

    ひとりで勝てるとは思っていない
    他のみんなが来るまで俺が食い止めなければならない

    『ぁ…さ…アカ…タ…ん…聞こえる?』

    「高垣?」

    『はい!よかった…。今俺の能力で直接声をアカメタさんに届けてる。俺が指示を出すから、なんとか耐えて!』

    「…うん、了解」

    ひとりでも仲間が増えると、こんなに頼もしいものなんだ

    「…そっちは複数ですか」

    「…はい。ひとりでGENさんに勝てるとは思ってませんので」

    GENさんのこぶしにはめられているメリケンサック
    あんなので攻撃されたらひとたまりもない

    『いつ攻撃が来るかわかりません。警戒してください』

    GENさんも、俺も攻撃のタイミングをうかがっている
    俺の攻撃方法は剣。扱いにあまり慣れていない分不利だ
    しかも殺してはいけない
    殺してしまっては本末転倒
    やりすぎてはいけない

    慎重に…

    『アカメタさん!危ない!!』

    「…ッ!!」

    油断した…!!まずい、これ、くらっ…

    『アカメタさん!!』

    ドコッ、と人が殴られる音が響いた
    俺の顔には激痛

    そこで俺の中の何かがはじけた

    「…はは、そっかあ…GENさん…」

    自身の血を拭う

    「いいよ、殺りあおう」

    GENさんに剣を向ける
    俺は、もう
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works