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    h1k0yanag1

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    h1k0yanag1

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    ソウベニ極道パロ
    小説にする気はないので設定だけ雑に書いたやつ
    多分続く

    紅丸くんは日本で1番勢力の大きい極道の跡取り息子。小さい頃に背中一面と左胸、左腕全体に黒炎を纏う獅子の刺青を入れられてしまって学校で馴染めないひとりぼっちの小学校高学年さん。
    イジメとかはないけど、極道の跡取りだと知られているので友達は出来ずみんな遠巻きに迷惑そうにしているのでいつも1人きり。刺青を隠す為に夏でも長袖の服を着てる。

    組の長である紅丸くんのお父さんは、別に紅丸くんの事嫌いじゃないし、なんならかなりの親バカなんだけど、ヤクザの常識しか知らないから紅丸くんがいつも外にも遊びに行かず、家で寂しそうにしてるのをどうにかしてやりたいけどどうにも出来ずにいた。
    そこで幹部の1人である男に紅丸くんと同い年の子供がいる事を思い出して、どうか引き合わせてくれって頼み込む。
    親父の頼みとあっちゃ断れない男は、取り敢えず紅丸くんと息子を引き合わせてみる事にする。

    幹部の息子、蒼影くんは紅丸くんと違う学校に通ってる男の子。紅丸くんと違って友達もそこそこいて、楽しい学校生活を送っていた。お父さんが極道の組員だって事は知っていたけど、自分には関係ないって思ってて全く気にもしてなかった。
    そこに急にお父さんから「若に会ってやってほしい」って言われてさぁ大変。内心はめちゃくちゃ嫌で、極道の息子だなんてどんな怖い子なんだろうって考える。嫌だけどお父さんがどうしてもって言うので仕方なく一回だけ会ってみる事にする蒼影くん。

    若に会う当日、組長の部屋に通されてめちゃくちゃ緊張してる蒼影くん。お父さんは大丈夫だって言ってるけど、もしかしたら今日殺されるかもしれない…とか考えて震え上がってたりする。
    でも初めて会った組長さんは、思ってたより怖くなくて「倅と一緒に食べな」ってお菓子をくれる人だった。蒼影くんは少し緊張が解れて一安心。
    かと思いきや若が一向に姿を見せない。「どこ行ったんだアイツは」「探してきましょうか」などと組長とお父さんが会話して、蒼影くんにここで待ってろと言い残して2人とも部屋からいなくなってしまう。
    だだっ広い畳のお部屋に1人残された蒼影くん。ちょっと怖い。
    ガサガサ、びくり。
    物音が外から聞こえて思わずちょっと跳ね上がる蒼影くん。恐る恐る外を見てみると、庭の一角にちょろちょろ動いてる赤が1つ。
    気になって外に出てみると、自分と同い年くらいの男の子がしゃがみ込んで花を摘んでる所だった。
    赤髪に薄紅色の着物をきたその子が若だと一目で気付いた蒼影くんは、ちょっと緊張しながら声をかけてみる。
    「何してるの?」
    「え?わっ!」
    振り返った若の口には花が咥えられていて、明らかに花の蜜を吸っていた事が分かる。
    「だ、誰!?」
    「おれ、蒼影。父さんの付き添い」
    「付き添い…?そう言えば今日客が来るって親父が言ってたな…忘れてた」
    下駄をからころ鳴らしながら立ち上がった若は、手に持った花の根本をまたぺろりと舐める。蒼影くんは「なんか思ってた子と違うな」と思いつつ、疑問に思った事を聞いてみる。
    「それ、なんで花舐めてるんだ?」
    「甘いもの食べたくなったから」
    「甘いもの食べたくなったら花を吸うの?」
    「だってあれだけの量のお菓子じゃ足りないし」
    ぺろぺろ。会話中も絶えず花をぺろぺろしている若に、蒼影くんはなんだかおかしくなって笑ってしまう。
    「笑うなよ」
    「ごめんごめん。あ、これ君のお父さんが一緒に食べろってくれたやつ。あげる」
    「親父が?じゃああっちで一緒に食べよ」
    若は蒼影くんの手を引いて歩き出す。
    「おれ紅丸。蒼影は今幾つ?」
    「紅丸と同い年」

    若が見つからず仕方なく部屋に戻ってきた組長と幹部の男は、縁側でお菓子を食べながら仲良くお喋りしている紅丸くんと蒼影くんを見つける。
    いつの間に仲良くなったのか、お父さんズは息子達の仲睦まじい様子を襖の向こうからニコニコしながら眺めていたのであった。
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