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    72ga11

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    72ga11

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    台葬
    無知葬を手伝ってあげる台の話
    前作に加筆、0721の日

    高卒済18↑?

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    72ga11

    DOODLEぜんぜん進まんので、やる気出すために途中まで上げとくます。
    台葬 困ったことになった。
    ウルフウッドは煙草の煙をゆっくりと空に向かって吐いた。ゆらゆらと風に馴染みながら消えていく。煙が全部消えたのを見届けてから、また煙草に口をつけて胸を膨らませる。
     次の街までの道中。ようやく辿り着いた休憩所で各々体を休ませていた。ヴァッシュとメリルはお茶でも飲もうと火を起こし、ロベルトは車内で横になっている。あと1時間もしない間にここを出発して数時間もすれば次の街に着くだろう。
     でもそれでは困るのだ。ウルフウッドは頭を抱えたい気持ちを押し殺し、短くなった煙草を消して、新しい一本に火をつける。次の街に着かないことが1番だが、そういうわけにもいかない。分かっている。だが、着いてほしくない。どうにか言い訳を探しているが、ろくな言い訳もなく、逃げる方法も思いつかないまま、ここまで来てしまった。前回は酒を飲んで潰れて回避。その前は疲れて寝こけて回避。その前はたまたま怪我をして回避。その前は逃走した。延期する度に万全の体制を敷かれて、どんどん逃げ道がなくなっていることに、さすがのウルフウッドも気づいていた。
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