「なぁ花輪さん。」
あくび混じりの声で花輪に話しかける獅子堂。時間帯でいえばお昼をすぎたあとの時間である。大道寺に来てから生活習慣が変わり一般人からした”ごく普通の生活習慣”になった獅子堂。ここに来てから何ヶ月かたった今でも慣れないため、午後になればあくびが止まらない。そんなあくびばかりしている獅子堂に呆れる花輪。
「まだお昼すぎです。そんなにあくびばかりしていたら任務に支障が出ますよ。」
「んな事言われましても困りますわ。これは”せいりげんしょう”ってやつや。」
「そう…ですか。」
慣れない小難しい言葉(獅子堂的に)を自信満々に話す獅子堂に何をそんなに自信満々に言うのだろうと不思議に思う花輪。この季節になると、日が高く登る時間でも十分に風邪は冷たくその風が2人を邪魔した。大きなくしゃみをした獅子堂がなにか思い出したかのように言う。

チャノイでプールプール行くならチャノイが楽しそうだなー。事前に何の約束もしてなかったけど、突然、「行くか。」ってなって行きそう。
2人で8の字浮き輪でウォータースライダー滑って欲しい。

あの、ガチ目の、ハ○イアンズにあるウォータースライダー、8の字浮き輪で滑るやつ。
ウォータースライダー全制覇とかもしそう。

チャのサングラス、目が光に弱い説を採用するなら、屋内プールではワンチャン外せるのでは。

最初はサングラスつけたまま楽しく遊んでるんだけど、途中で、なくても大丈夫そうかも？ってなって外して遊び始める。外したからウォータースライダー行けるんじゃね？ってなってすごく高いやつにも挑戦する。

なんだかんだ楽しく遊んでるんだけど、途中からチャの目が気になりだすノイ。