終焉の旅路に祝福を(作業具合2)手の主らしき声がアポカリモンに複数の輝く紋章を手渡すそれは『8つの紋章』だった
アポカリモンは手の主の正体に気づく
紋章を管理できる存在はこの世で神しかいない
「イグドラシル…!?
まさか本物なのか!?」
人の形をした光がアポカリモンの前に姿を現す
イグドラシル
世界の裁定者でもないアポカリモンに世界の秩序や運営を押し付けた張本人。
億万年という気の遠くなるような時間働かされ、謁見するどころか存在そのもの何処にいるのかすら分からず毎日恨み辛みを吐いても決して現れることのないデジタルワールドの管理者であり神だ
目の前にいる奴は自身を生み出した原因、死ねない体にした張本人だというのに、アポカリモンの口から出た次の一言は思いもよらない単語だった
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