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    ざだるおん

    @Hita06221

    もふもふ生やしたっていいじゃないの
    気楽に生きやしょ

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    ざだるおん

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    ノイ響限定のハーモニーパワー

    ノイズが響たちと共に外部からの敵と戦闘を続けて早数ヶ月
    夜の公園にて仲間たちに内密に響とノイズの新たな新技の特訓を開発していた
    しかし体格差もあってかなかなか上手くいかずにいた

    ノイズ「私一人でも強い、なのに何故今更合体技など…」
    響「だってもしも奏たちと離れ離れになった時に必要になるかもしれないじゃない!」
    ノイズ「そもそも何故私なんだ」

    そう聞くと響は恥ずかしそうに顔を俯かせた

    響「だって…ノイズは私が助けて欲しいときにいつも助けに来てくれるじゃない///」
    ノイズ「なっ///」

    ここのところ敵の攻撃でキュアメロディがピンチの際、ノイズは身をもってメロディを庇ったり攻撃が当たらぬよう敵の技を相殺したり尽力していた
    彼女からすれば自分たちの為にノイズには傷ついてほしくない
    けれどいつの間にかボロボロになりながらも自分の身を案じて守ってくれるノイズの姿にトキメキを隠せなくなっていったのである

    響「ノイズ、私を守ってくれるのはとても嬉しいけど…もっと自分を大切にして」
    ノイズ「響…」
    響「約束して…私、ノイズのこと好きだから」
    ノイズ「あぁ…ありがとう」


    2人の距離は縮まる
    慰めるようノイズが響の頭を撫で、優しく彼女の背中を自らの羽で包み込み2人の顔が重なる
    いつもピーちゃんの状態で何度も響とキスをしていたが人間態でのキスは初めてであった

    ノイズ「(響のぬくもりがながれてくる…)」

    彼女の優しさとノイズを思う悲しみ、複雑な感謝が彼女の唇、体を通してノイズに流れてくる
    するとノイズの体に変化が起きていた

    響「あれ!?ノイズなんか色違くない?」
    ノイズ「なんだと!?」

    ノイズ(これは…力が溢れてくる…!)


    ノイズの体が段々純白になっていき…


    後日
    ノイズ「(一人で敵を完膚無きまでに叩きのめす音)」

    リズム「すごい!これがメロディとノイズのハーモニーパワーなのね!!」
    メロディ「えへへ///とはいっても私がノイズにバフをかけるくらいなんだけどね」
    ミューズ「でも何で堂々と見せずにわざわざ木に隠れてやるの?」
    ビート「まだ決めゼリフ決まってないとか?」
    メロディ「あはは…」

    あれからキスをすればするほどハーモニーパワーが高まることが分かった
    しかしお互いあまり公ではキスをしたくないため、建物や木に隠れてするようにしている
    仲間たちは何となく察してはいるもののあまり言及しない

    ノイズ&メロディ「「(みんなに見られたくない////)」」

    戦いが終わった後気まづそうな2人の顔が何よりの証拠

    しかし数十年後、熱々なキスを交わしながら戦うおしどり夫婦として世間に名を覇せ活躍しようとは2人は知らない
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    105@海自艦擬人化

    DONE5203初めての年越し***
     時々強い風が吹いては木々が揺れるざわざわとした音が耳に届く。今朝は随分と冷え込み、場所によっては積雪もあったらしい。雪景色を見てみたかった気持ちはあるものの、寒いのはまだ慣れそうにない。冬生まれとはいってもぽかぽかとした小春日和に進水したものだから、どうやらそれが基準になってしまったらしい。幸いなことに母港となる呉も同じような気候だし、仕事で向かう先は暖かな地域だからあまり心配することはないかもしれないけど。進水の日をきっかけに、目まぐるしい日々の記憶を手繰る。こうして振り返りたくなる気分になるのは今日が大晦日だからだろうか。この一年、当たり前とはいっても何もかもが初めてで。兄達や人の手を借りる度に出来ることが増えていって。つい先日には自分も兄の仲間入りをすることになり。その新たな末っ子となったくまのは、年越しまでもたずソファで寝入ってしまった。腿を枕にされ動けないのは辛いけど、子供らしい少し高い体温が愛おしい。同じ年頃だったと思う、うたた寝から目覚めた時の兄の顔が脳裏を過る。懐かしさに浸っているうち寝息に誘われて微睡む。

    「あき」
     呼び声にうつらうつらとしていた意識が浮 783