風羽弥　プロフィール名前-多々良 風羽弥　(たたら ふうや)
愛称-ふうや、ふーくん、ふう
人称-僕 / きみ、お前 / 名前呼び捨て
年齢-21歳
誕生日-1月3日
利き手-両利き
身長-166cm
体重-50kg
好きなもの-苦いもの、お茶、動物、子ども
嫌いなもの-甘いもの
見た目-眼︰紅掛空色
　　　-髪︰紺桔梗色
　　　　　 メッシュ → 淡藤色
　　　-概要︰ウルフヘア
　　　　　　 髪ぱっつん

〈性格〉
　冷静沈着で皮肉屋な青年。　
　あまり自発的に話す方ではなく、また普段無表情でいることが多いため、クールな人間だと周りに思われている。
　元々人見知りな部分があるために、警戒心が高く、人と仲良くなるまでに時間がかかる。しかし、一度心を開くとかなり入れ込む。
　仲が良ければ良いほど、皮肉や意地悪な言い方をし始める。

　友人や身内以外の人間には無関心なために、冷たい態度をとっていると思われがち。だがしかし、本当は彼自身も星依と同じように、目の前で困っている人は放っておけないタイプ。とはいえ助かる可能性が低ければ、あっさりと切り捨てる。星依との違いは「一縷の望みがあればそれを追いかけるかどうか」であり、彼の場合は追いかけずに捨ておく。

　目立つことが苦手で、リーダーやまとめ役をすることは一切なく、いつも一歩引いた場所で周りをサポートする役に徹することが多い。
　面倒見がよく、頼まれ事も二つ返事で受けてくれる。しかし、明らかに相手自身が楽をしたい場合はバッサリと断るどころか、冷酷な態度をとって正論を放つので、不真面目な人間からは悪評をされている。

　無類の動物が好きで、小学生の頃は鳥を飼っていた。その後両親が猫や犬を飼い始めると、普段の生活と両立させながら、ペット全員分のお世話をひとりでこなしていた。小学生の頃は生き物係や飼育委員会を担当しており、学級で飼っている亀や学校で飼っているウサギやニワトリの世話をしていた。
　子どもも好きで、学校集会等で年少の学年や後輩の手助けを率先して行っていた。


〈設定〉
　星依の幼なじみ。家同士の付き合いで、小学生の頃から一緒。
　一家で挨拶した際に星依と出会い、一目惚れする。このときは“恋愛感情”というものが何なのか理解していなかったために、しばらくは謎の感情とともに彼女と過ごす。恋の自覚をし始めたのは、彼女が第二次性徴を迎えた頃(小学四年生あたり)であり、大体彼が小学五年生の時である。

　彼は人にやたら優しくするようなタイプではないが、星依だけは自他ともに認めるほど、かなり甘やかしており、また彼女を最優先事項にしている。
　そうやって彼はアピールしているつもりだが、星依本人には「兄(幼なじみ)として優しくしてくれている」という評価をされており、やきもきしている。

　優れた容貌の持ち主であるために、様々な人から言い寄られたりやっかまれたりすることが多く、いつも辟易している。
　ただ、この顔のおかげで星依と隣にいるときに自分の方に注目が行くことは、ありがたいと思っている。なぜなら、自分が注目されていれば、星依に視線が集中することを、ある程度回避させられるからである。

　実は彼は養子であり、元々は捨て子だった。そのため一時期児童相談所で育てられた経験がある。その後多々良家に引き取られ、今に至る。そういった経歴から、多々良家には常に感謝をしており、バイトを始めて以来恩返しのための貯金をしている。
　彼には年の離れた弟がおり、その子が生まれてからは「自分はここにいていいのか」「自分は邪魔な存在ではないのか」と思い悩み、疎外感や孤独感が付きまとっている。しかし家族間の仲はかなり良好であり、現在小学生である弟のことも大切にしている。

　大学は文学部・日本文化学科に所属。多々良家の先祖が鍛冶職人だった影響で、刀剣やその関連の歴史に興味があり、それらについて調べている。