雪原に舞い降りた梅の精乗車してまもなく、軽い気持ちで開けたガチャ画面。そこで出会ってしまったルアン・メェイさん。星ちゃんは才色兼備な彼女にある種の信仰的な憧れを抱いてしまった!
それ故に、彼女にゴミ箱を漁らせるのが嫌すぎて、ゴミ箱とかポストとかガサゴソするときは探索役を買って出ている…。
星「フィールドのキラキラには無限の好奇が詰まってる……というのは建前で、背後で美人に呆れられてると思うとやめられない止まらない」
なのか「……うん、多様性だね!いろんな人がいるから冒険って面白いんだもんね、
そうだよね丹恒!」
丹恒「……ノーコメントで」
ルアン・メェイ(黙々と刺繍をしている)
星(ガン無視!🤤)
なのか(興奮してるなこれ)
丹恒(変なことを考えているに違いない)
ルアン・メェイ(…できました!次の柄はどうしましょう)
***
開拓クエストで正式な出会いを果たした星「ねえ、なの聞いて!さっき宇宙ステーションでルアン・メェイに会ったんだけど、挨拶もそこそこに顎クイ&手作りお菓子あーん&私に興味ある発言、これ即ち脈アリなり」
なのか「変な薬盛られてない?」
丹恒「星が変わっているのはいつものことだ」
***
星「なの、聞いて!一緒に戦って頑張ったとき、ルアン・メェイにご褒美をもらったことはある?私はおすすめのお菓子をおねだりして、一緒に食べたんだ〜。それでさ、食後に寝ちゃったみたいで、何故か膝枕してもらってて!よくわからないまましばらく彼女を下から眺めていたら『ふふ、おはようございます』って微笑まれたんだけど都合のいい夢かな」
なのか「夢でも見たんじゃないの〜?!そんな都合のいいこと、あるわけないでしょ。というか、脳が見せた幻覚なんじゃない?ね、丹恒もそう思うでしょ?」
丹恒「そう言うな、なのか。星はただ頭が狂っているだけだ。はやく病院にいけば治る」
星「二人とも、ひどくない?」
ルアン・メェイ「星は無防備すぎます。私がまた何かの薬を加えているかもしれないという疑いを一切持たずにペロリとお菓子を平らげるとは。彼女はあんなに隙だらけだというのに、無事に開拓できるのでしょうか。そばで追跡観察しておかなくてはいけませんね。星核を胎内に持つ健全な人間…この宇宙で2つ目を手に入れられるとは思えない貴重なサンプルです。慎重に、彼女を研究しましょう。」
***
2人で列車のソファでくつろいでるときの話。
レーシングゲームやってる星ちゃん、体ごと動くタイプなので白熱しながらカーブを曲がってたらルアン側に倒れ込んじゃった。
メェイさんは刺繍してたから「急になんですか!危ないですよ!」って顔に当たらないように作品を上に掲げたので、図らずも膝枕的な体制になってしまう。
「…おや。星、あなたはいつもそのゲームをするときに体を傾けますが、傾けたところで速くはならないのでしょう?」
「うん。つい癖で。ぶつかってごめん。」
「ええと、嫌ではないのですが…その、他の人が近くにいるときは気をつけてくださいね?」
「嫌じゃないんだ…!!」
顔を輝かせて体を寄せる星ちゃん。
「そんなに近寄らないでください…!ところで、ふむ。目が乾いていますね。目薬をしてあげましょう」
「流石にひとりでできるよ!」
(もう、そうやってすぐ顎クイするんだから…!!!)