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    mohayasemi

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    かべうち

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    yu_kalino

    DONE2021-02-27 五七版ドロライ お題「喧嘩」パンッ、と小気味の良い音が余韻を残すような静寂。
     それとは裏腹に張り詰めた緊張感が二人の間にあった。

     七海がよく口にする「引っ叩きますよ」はあくまでポーズのつもりであった。
     五条にとって威嚇にも牽制にもならないそれは、謂わば気に食わない、不愉快であると言ったような感情を七海が彼に対して伝える手段でもある。
     恋人相手に手を上げるような野蛮な行為をするつもりはない。しかし、他人の機敏を無視しがちな男相手には、そのくらいの言葉の強さで丁度よいと考えていた。誰よりも強い男は、七海の知る誰よりも面倒くさい性格をしていた。
     
     実際に今の今まで五条は七海に手をあげられたことなど無かった。仕事で少し無理なお願い(無論、七海にならできるという信頼があってのことだ)をしても、ベッドで多少の無茶をしようとも、舌打ちや少し棘のある言葉で五条は許されてきた。
     七海が繰り返すその言葉は、つい加減が効かない己に対するブレーキであるとは理解している。それなのに、ついいつも許してくれるからと調子に乗ってしまったのだ。
    「──ゴメ、」
    「殴ってすみません。頭を冷やしてきます」
     言葉を遮って五条の下から抜 1385

    tsukarei0114

    MAIKING五七ですが、特殊設定です。七がショタ。平行世界のどこかです。五七
    七がちょっとだけ人外で見た目ショタ


    五条悟は呪術界の誰もが認める最強である。
    しかし、そんな彼にはとある噂がある。
    曰く「小学生男児を囲っている」と。


    「いくら五条先生とはいえさすがに……」
    「でも有名な噂なのよね~。」
    「俺も聞いたことあるな。」

    虎杖が釘崎と伏黒から呪術界のことを聞いていたときに、ふとした拍子に五条への愚痴に変わった流れから出た噂話であった。
    「五条悟は小さい男の子を囲っている」と。
    しかし、実際にその様子を見た者はいないらしく、また五条がそのような素振りを見せたことも無かった。

    「伏黒って五条先生との付き合い長いんだろ?なんか知らないの?」
    「全く知らん。」
    「実はあんたのことだったり?」
    「だとしたら現在進行形なのおかしいだろ。」
    「「たしかに…!」」

    伏黒も「俺のことか?」と怪しみ調べたことがあるらしいが、そもそも伏黒と五条は一緒には住んでおらず、また伏黒と五条の関係は一部では知られたものなのであのような噂になるはずもなかった。
    では五条の噂はどこから出たのか。
    3人は噂話をしたことすら忘れた頃に知ることとなった。



    「あ、五条先生!」 1531