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    ggrf52HA

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    ggrf52HA

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    企画参加の台牧SSです。
    ※生身の右手で自分の視界に入る黒髪を摘まみながらいたすVが書きたかった、しかしノーフィニッシュです
    ※肝心のお題までが長く、お題パートは短くぬるいです

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    ggrf52HA

    DONE企画参加の台牧SSです。
    ヴァッシュは乳首が残っているのだろうか…から出来ました。今回は残りませんでした。
    心臓の所在 銃口が一斉に火を噴くよりも先に跳躍したヴァッシュの体躯が凶弾を受け、さらに跳ね上がったあと背中から地に落ちるさまを、ウルフウッドは遮蔽物の陰からスローモーションで見ていた。
     泣きじゃくりながら町へ、両親の元へ一直線に走る子供の背中へと銃身が動く軌跡を見逃さなかったヴァッシュが火線に割って入ったのだった。人質の解放を条件に愛銃を敵へと放り投げていた彼が取った行動はまさに捨て身だった。
    「おどれらあああッ!」自らも戦場に飛び出したウルフウッドはパニッシャーを轟音で唸らせ、敵が籠城していた廃墟を瞬く間に瓦礫へと変えていく。
    「大丈夫か!トンガリ!坊主!」
     駆けよれば子供は砂埃煙る往来のただ中に立ち尽くし、号泣してしまってはいるがどこにも怪我はなさそうだった。ウルフウッドの視界の端、彼が先まで身を隠していた遮蔽物よりさらに後方から、ある名前だけを繰り返し叫びながら駆けよってくる男女の姿が見えた。この子の両親だろう、ならば後は彼らに任せればよいとウルフウッドは判断した。敵を蹴散らした側とはいえ、まだ放熱も終わっていない機関砲を担ぎ持っている自分が近くにいたら両親は警戒してしまう。
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