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    86mayuri

    @86mayuri

    修帝。小説中心。稀に絵。
    フォロワー限定な物は短文のお遊びとかメモ感覚で使ったり原作から遠く離れるただのネタなのであんまり幅広く曝していないだけです。
    長編小説もここには一部の短文しか載せないので全文はpixivにまとめています。出来に拘らず思いつくままネタ中心に遊びで載せています。

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    86mayuri

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    修帝。短文ネタのメモ。BL診断お題【犬×人間】で修帝を書く。で始まった話③
    ある日、自分の愛犬が人の姿に…というありがちなネタで修帝。訳あって犬のふりをして帝釈天の傍にいる阿修羅という設定。
    劇的な展開やラストも考えてなく気まぐれにほぼ自分用お遊びメモ。なのでフォロワー様限定の設定になってます。極力描写カットで短めに。
    原作からかけ離れているため閲覧は何でも許せる方向け。

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    86mayuri

    DONE体育教師の阿修羅×保健室の先生の帝釈天というテーマをお借りして書いた話の続き。現パロ。年の瀬デートネタ(付き合ってはいない)。高校の時の回想シーンなども。会話多め簡易文。
    今回は帝釈天視点寄り。回想シーンでモブ部員等が出て多少おふざけがあります。
    3 体育教師×養護教諭 修帝.




     皆、巨大な川の流れの一部となったように一定速度でゆっくりと、前へ前へと進んでいた。

    「またしてもお前を人混みの中に連れてきてしまった」
    「阿修羅は心配性だな。私は大丈夫だと言っただろう。それに言い出したのは貴方だが、私が行きたいと返したんだ」

     等間隔に並ぶ石灯篭はやっと六つ目をこえたというところ。つまり先ほどからあまり進んでいない。
     手持ち無沙汰な渋滞状況に痺れを切らしたわけではなかったが、隣の男を見上げて声を上げる。

    「ところで貴方はこの前、踏み切るタイミングと引けた腰に関して言及していたが。まず跳躍練習の前に助走の段階で流動的ではない生徒が多い気がする。貴方は初めから自然に身についていたと言っていたが彼らはほぼ初心者だ。その後の自然な流れを作るためには徐々に加速する動きを身につけるための基本のトレーニングをもっと増やして……」
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    TRAINING2022-07-01/文披31題夏の空閑汐♂祭始まるよ!!!!!そう言えば学祭の話って書いてなかったな〜って思ったので初夏は学祭の季節だろ!?と空閑汐♂には踊って頂きました。学祭で踊るタイプの男性アイドルユニット、うっかり某SとAを思い浮かべてしまった。地元じゃ負け知らずだぜ、アミーゴ。
    文披31題・夏の空閑汐♂祭:Day01 太陽は山の奥へと隠れ、空は紺青と朱による美しいグラデーションを見せていた。校舎の屋上から遠くに揺れる海原を見つめていた汐見は、屋上に巡らされた柵に凭れて大きなため息を一つ吐き出す。
    「おつかれ」
    「お前もな」
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     実家に帰るよりも、渡航までの約半年をこの場所で知識を深めた方が有意義だという結論に達したのは何も彼らだけではない。彼らよりも前に卒業していった先達であったり、同学年で本校への進学を決めている者の一部も同じような選択をしており――学校もまた、それを受け入れる体制が整えられていた。
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