Recent Search
    You can send more Emoji when you create an account.
    Sign Up, Sign In

    86mayuri

    @86mayuri

    修帝。小説とたまに絵を。
    今のところ特にいかがわしいものはないけど、フォロワー限定な物は短文のお遊びとかメモ感覚で使ったり原作から離れるただのネタなのであんまり幅広く曝したくもないというだけの代物です。
    小説もここには一部の短文しか載せないので全文はpixivにまとめています。

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 12

    86mayuri

    ☆quiet follow

    修帝。短文ネタのメモ。BL診断お題【犬×人間】で修帝を書く。で始まった話③
    ある日、自分の愛犬が人の姿に…というありがちなネタで修帝。訳あって犬のふりをして帝釈天の傍にいる阿修羅という設定。
    劇的な展開やラストも考えてなく気まぐれにほぼ自分用お遊びメモ。なのでフォロワー様限定の設定になってます。極力描写カットで短めに。
    原作からかけ離れているため閲覧は何でも許せる方向け。

    Tap to full screen .Repost is prohibited
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    recommended works

    しいげ

    REHABILI【獄都事変】生存本能ではない
    木舌×谷裂短文

    ※イメージによる身体重傷の描写があります。
    ※獄都事変ゲーム本編と獄都新聞を見た程度の知識で書いているため、獄卒達の生活描写等は想像により、公式設定との相違があるかもしれません。
    こんなのは言ってしまえばよくある状況で、獄卒達の間ではトラブルにも入らないということだ。

    今日は確か斬島、佐疫、田噛、平腹が仕事、谷裂は非番であったと思う。
    木舌も休日のため朝から軽く一杯飲んでいた。散歩のつもりで外に出たらそれに出くわしたのだ。

    「ごめんなー谷裂!大丈夫か?!」
    「…折れてんだから返事できねえだろ」
    「平腹…大丈夫だけど、大丈夫じゃないと思うよ」

    騒がしい平腹と、呆れる田噛、眉を顰める佐疫。そして、屈みこむ平腹の前に倒れ伏した谷裂。
    ぴくりとも動かない上に、頭と体の位置が少々おかしくなっているのが見てとれる。

    「やあおはよう。どうかしたのかい?」
    「あ…木舌。うーん、見ての通りなんだけど」

    佐疫から事情を聞いたところでは、平腹が振り回した丸太状の何かが谷裂の頭にクリーンヒットしたものらしい。非番とはいえ谷裂が油断していたわけでもないだろうが、たぶんお互い無意識だったのだろう。
    結果、手加減を知らない平腹の一撃で、谷裂の首が折れてしまったとのこと。

    「谷裂、起きたら怒るよなー?」
    「当たり前だろ。だが今起きられるとお前の首の方が折られるだろうし、面倒くせえな 2020

    りんごと食

    DONE世界任務「日輪とカンナ山」後の二次創作小説です。
    万葉はあの羽を見た時に何を思っただろう、の疑問から書いた話。
    語り手は万葉くん。

    ◆男性主人公(空)が出てきます。
    ◆世界任務未達成の方はネタバレに注意してください。
    ◆山も谷もありませんし、カプ要素もありません(つもり)。何なら会話もほとんどしない、ないないづくしですが良ければ(´-`).。oO
    鶴観の後 風と大地の匂い、そして星空の匂いを纏う彼から懐かしい匂いがした。
     彼の今回の冒険の行き先は霧に包まれた過去の島、鶴観であったらしい。彼の地の自然はそこであった出来事を囁くように教えてくれるが、それが彼らの旅路にどんな意味を含ませたのか、万葉には推し量ることしかできない。尽きぬ嵐を抜けた先で、彼らは多くの別れを経験した。

     別れは、別れを予期したその時から始まる。唐突な別れには到底望めない心の準備とも言えるその悲哀の過程は、失われゆくものと残されるものの双方とって得難い救いとして機能する。童子が戯れに砂で塔を作るような無益も、緋櫻毬が大地に落ちる様に目を凝らして必死に見守るような不毛も、喪失さえ糧として生きながらえる人間にとって、必要な儀式の一環であろう。
    1946