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    Imawanokiwa

    倫理的にどうかしてる奴
    ジャンルばらばら

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    Imawanokiwa

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    誰からも好かれないモブおぢとふみ慧の話。ら

    まだ途中です。

    ふみ慧ですがまだ付き合ってません。
    ふみ─♡→慧

    ふみやの独占欲がすごいです。

    #カリ腐マ
    crsm bl

    モブおぢ目線時刻は23:30を過ぎた頃。
    今日は記念すべき40回目の誕生日を迎える俺だが、誰にも祝われることなく仕事を終え家に向かっているところだ。

    「そうだ、ケーキ」

    毎年1人で迎える誕生日はコンビニのショートケーキを食べている。
    甘いものは別に好きじゃなが、なんとなく形として・・・。

    近所に1件あるコンビニに入りスイーツコーナーへ向かうと、この辺では見たことない鮮やかなピンク色をした髪の男がスイーツを眺めていた。
    それだけじゃ無い、格好もなかなか派手な色をしていて、いかにも危なそうな感じを漂わせていた。
    (うわヤンキー)
    近づきたくないが・・・仕方なしに男の隣へ行き、スイーツが置かれている棚を眺めるがショートケーキはない。
    ふと横を見ると、男の手に目当てのものが。
    「あっ」
    思わず声を漏らしてしまった。
    しまったと顔を背けようとするが、その前に男と目が合ってしまう。
    「あ、その、すみません」
    なに年下にビビってるんだよ俺は。
    その場から立ち去ろうと背を向けると「おい」と声をかけられた。
    あ〜無理勘弁・・・。


    俺は生まれつき太りやすく痩せにくい体質で、ずんぐりむっくりな体型と醜い顔面が原因でヤンキーにいじめられてきた。今風に言うと陽キャ?パリピというのか。
    中高6年間ずっとだ。
    金取られたりパシリされたり、酷いと暴力もされたが、親は俺に原因があると話すら聞いてくれず進路のことばっか。
    性格はどんどんひねくれて、友達なんてできず、結局両親が望んでいた大学なんか行けず、ブラック企業の営業マンとなったわけだ。

    男に声をかけられた瞬間、殴られると思い条件反射で身体にギュッと力が入る。振り返ると男は持っていたケーキを俺に差し出していた。

    「え」
    呆気に取られてしばらく固まっていると「ん」とさらにケーキを持つ手を前に突き出してきた。

    「食いたいんだろ?俺が食いたくて買おうとしてた訳じゃねぇから別にいーよ」

    手を前に出すと、俺の手のひらにそっとケーキを乗せてくれた。
    少し生暖かい。

    「あ、ありがとう・・・」

    男は棚に残っていたスイーツを適当にいくつかカゴに入れレジへと向かった。

    「レジ袋は入りますか」
    「大丈夫ス」

    男は何個もあるスイーツを手に抱えてコンビニを出た。あれ絶対落とすだろ。

    俺は変にドキドキしながら、ケーキ以外にドリンクやお菓子、明日の朝食などを買い外に出る。
    久しぶりに人の優しさを感じ、俺の心は今までに経験したことの無い気持ちになっていた。

    「また会えるかな」

    無意識に自分の口から吐き出された言葉に驚く。

    「何言ってんだ俺」

    家に着くと時刻は0を過ぎていた。誕生日にお祝いのメッセージをくれた人は今年もゼロだった。

    ━━━━━━━━━━━━━━━

    翌日、時刻は午後24時。
    久しぶりに日を跨いでの帰宅となった。
    コンビニが見えるとそろそろ自宅に着く合図だ。
    俺は何故か昨日の男にまた会いたくなり、無意識に店内へ入っていた。

    グルっと店内を探すが・・・いないか・・・。
    はぁと小さくため息を漏らす。
    ピンクでは無いが、スイーツコーナーには派手なオレンジ色のジャケット?ブルゾン?まぁそれを来た男が立っていたが、下を向いていたため顔は見えなかった。

    そんなこんなで、何も買わず出るのはなんか申し訳ないから、ペットボトルを1本手に取り会計を済ませ店を出る。

    数歩進むと、後ろから声をかけられた。
    「おい」
    振り向くと、さっきのオレンジ色の男だ。
    両ポケットに手を突っ込み、顎を少し上げ俺を見下すように仁王立ちしている。
    コンビニが放つ明かりが逆光となり、男の顔はよく見えない。不気味だ。

    「なんでしょうか・・・」
    「なんでコンビニ入ったの」
    「はい?」

    なんで初対面の奴にそんなこと聞かれなきゃ行けないんだよ。

    「何も買う予定がないのに入ったよね。分かるよ、それ仕方なく買ったの」

    俺の持つペットボトルをクイッと顎で指す。

    気持ち悪、なんだコイツ。

    「あ、あの、いきなりなんでしょうか?」

    格好の悪い震えた声で聞き返す。

    「はは、ウケる」

    ・・・・・・・・・は?

    「ケーキ」



    「昨日、ここでケーキ買ったでしょ」

    「・・・買いましたけど・・・なんでそれを・・・・・・・・・あ」

    もしかして昨日の男と知り合いなのか?
    そういえば
    〈俺が食いたくて買おうとしてた訳じゃねぇからいーよ〉
    なんて言ってたな。
    コイツのために買ってたのか。

    男はゆっくりこちらへ向かってくる。

    「そ、そんなに、ケーキが食べたかったですか?お、お金なら、いくらでも・・・!」
    ギュッと力強く目を閉じた。

    暗闇の中、男の声が耳元で響く。
    「ピンク髪の奴探しにコンビニ入ったよね?」
    今までとは違い、どこか怒りに満ちたような声色だ。
    「ヒッ!」
    パッと目を開けると、俺の短い鼻先に男の鼻先が触れるくらい近くに男の顔があった。
    目と目が合う。

    腰が抜け、ドスンと地面へ尻を着いた。
    男は微動だにせず俺を見下ろす。

    「なっ、なんなんだよォッ!」

    声を荒らげると、男はゆっくりしゃがみ俺に視線を合わせた。
    目が慣れてやっと男の顔がぼんやり見える。

    「変な気起こさない方がいいよ」
    「ヘッ・・・変な気って」
    「とぼけんな」

    男の手が俺の胸元へ伸びると
    「おい!」
    後ろから声が聞こえ、男はピタッと手の動きを止め引っ込めた。
    後ろにいる別の男はどうやら目の前の男に声をかけたようだ。

    「おせーよ!何やってんだよ・・・ってホントに何してんだ?」

    しりもちを着いたまま顔を後ろに向けると・・・
    (昨日のピンク髪の男!)

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    Imawanokiwa

    MOURNING⚠️
    恋愛感情のないいおさなな
    💚がちょっと可哀想です。
    🩷が💚じゃない誰かと付き合ってます。🩷受け。ちょっとした喘ぎあり。
    そういう関係じゃないですが、💛と💚の距離感が近いです。

    小説ド素人いうか、小説と思って読まないでください。
    マンガのメモとして書き始めたら長くなっちゃったんですけど、絵に描き起こせるほどの能力がなかったのでここで供養させてください。
    遠く「いおー!」
    猿ちゃん?え、なんか小さくない?
    「何言ってんだ?そんなことより早く作ってくれ!お前の作るチャーハン大好きなんだー!」
    う、うん!ちょっと待ってて!
    ・・・
    猿ちゃーん!炒飯できたよー!・・・猿ちゃん?
    「いお、俺もう行くよ」
    え?なに?どうしたの?そんな遠くいないでこっち来なよ。
    「じゃあな!」
    待って、待って猿ちゃん!

    次の瞬間、ハッと目が覚める。
    「・・・ゆ、夢・・・またこんな・・・」
    こんな夢を見るのは何回目だろう。
    猿ちゃんが遠くに行っちゃう夢。
    目が覚めるとなぜか必ず涙を流している。
    「また理解くんより先に起きちゃったな」
    リビングへ行くと、まだ日は登る前で薄暗く、自分の息が部屋中に響いているのかと錯覚するくらい静かだった。
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