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    猫の助

    小説は書きますが、イラストが全く描けないので
    絵は見る専門です。大好きな作家さんの絵を拝見して日々の疲れをすっ飛ばしてます(⁠*⁠´⁠ω⁠`⁠*⁠)
    主なゲーム
    ◯フロムゲー
    ◯CAPCOM(主にバイオハザード、ジャス学)
    ◯SNK
    ◯マーベラス
    ◯洋ゲー
    ◯ATLUS

    趣味は色々あり。
    昔から
    知らない街に行ったら古本屋を探して、
    ランダムで本を選んで購入→読むそんな事を
    してたりしてなかったり。
    知らない道をぐんぐん進んで色々な所に行くのも好きです。
    そんな日常。

    ☆quiet follow Yell with Emoji 😊 🐣 💝 💖
    POIPOI 11

    猫の助

    ☆quiet follow

    これはXで前からお知らせしていた
    AC6をプレイする前のキャライメージとクリア後のイメージの違いを楽しむ為の自己満足な書き物です。ネットの友人協力の元、私が名前だけ知ってる。ストーリーのネタバレやそれに関連しそうな事は私の耳には入れて貰わないようにした上で、Xでネタバレ無しのイラスト拝見しこのキャラとこのキャラってこう言う関係なの?とあらぬ誤解?事実?かは知りませんがそんな基準でプレイ前のキャラのイメージ書きました。キャラ全員では無いですのでご容赦下さい。それではどうぞ。

    #AC6
    #プレイ前キャライメージ

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    DONEモブ狩人がルドウイークにクソデカ感情を一方的に寄せる話
    暴力表現有
    傾倒する狩人の話曇った窓ガラスに雨粒が伝う。重力に従い流れていくそれは自分の人生だ。いずれ父親の石膏細工の家業を継ぐだけのつまらない人生になるのだろうと、黒い革を重ねて繋ぎ合わせたグローブで窓ガラスを撫でる。だが、今日から雨粒が天に昇るように自分の人生も変わるのだとまだ若い狩人は確信していた。先日、祖父の代から続いていた石膏細工屋は廃業した。正しく言えば、家屋が潰されたのだ。家屋だけではない。ともに逃げ隠れていた老いた父と母までもを失った。黒い毛が逆立った金の目を輝かせた獣によって。だが、自分だけは生きている。
    吐いた呼気で窓ガラスが曇った。しかし憂鬱な呼吸には幾分の興奮も含んでいた。その視線の先には一人の狩人がいる。この市街に住む人間で知らないものはいないだろう。教会直属の狩人だ。そして自分は彼のおかげで生き延びたのだった。父の腹を裂き、母の首の骨を砕いた後、狙いを定めて歩み寄ってきた獣の腹を銃で撃ち抜き、一瞬の隙も与えぬ間も無く大剣で首を切り落とした。その剣技は鮮やかで少しの迷いもなく、月明かりのように鋭い一太刀が闇に閃いた。それを思い出すと脳に火照りを感じる。その熱は心臓にまで届き、異様な興奮に囚われる。熱に浮かされていると指摘されれば静かに頷くだろう。その興奮は自覚的でありながら静まることがない。この感情を言い当てるなら敬慕の他になかった。視線を窓ガラスから下ろし、装束越しに左腕を撫でる。革で作られた装束は分厚い。だが指で押すように撫でれば針で空いた穴がチクリと痛み、初めて教会の門を叩いた日のことを思い出した。
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