◆五◆　好き　クリスマスケーキにシャンメリー、ケンタのチキンをメインにデリバリーのデリカが所狭しと並んでいる。悠仁と恵が飾り付けたのか、壁や天井に星を始めとした色とりどりのポップな装飾がなされ、楽しげな雰囲気満載だ。
「先生も食べていけばいいのに」
　当然だと言わんばかりに声を掛けてくれるのは優しい悠仁ならではで、当然嬉しくもあるけれど、それはそれで少々困る時もある。
「こういうのは学生だけの方が盛り上がるよ、ね、憂太」
「ええっと、でも先生も」
「気を遣うことないって。どうせこいつはさっさと帰りたいだけだろ」
　同じく優しさの塊と言いたいところではあるけれど言い切れない乙骨が、助けを乞うように視線を向け小首を傾げて微笑むと、隣にいた真希に、冷ややかな視線と共にばっさりと切り捨てられた。それでも目の奥が笑っているので、僕たちふたりの様子を見慣れた彼女たちは、またかと呆れているだけだろう。憂太に頷いて貰う前に角が立つことなく帰れるからいいけれど。

壁打ち230725
ペは何故ラを好きになったのか
多分第一印象良くない。1～10まで全部兄！の弟だからフェペがグに近づいた時もすごい警戒されてたと思うし塩対応だったと思うんだよなラ。フェペは何だコイツ(ドン引き)って感想抱いたと思う。
でも、なんだかんだでグの光パワーで2人が立派な舎弟になったらラも警戒が解けて同担の仲良しな先輩になった。

ペがラと交流を深めていくうちに人となりを知っていった(お兄さんが大好きなんだな)(普段は冷静なんだけどグ先輩が絡むと豹変するなぁ)(ほぼグ先輩のためにしか動いてないな)(いや割と自我も強い…？)(たまに子供っぽいな)
から(なんか危ういな)(この人放っといたら駄目だ)(無理してる)と気付いて気にかけてて欲しい