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    無修正メモにょた悠とみなみ

    ふしふぁんふしふぁんその後

    亥清さん、と呼んだその目にはどんな感情があったのだろうか。声のトーンからいつもより緊張しているように感じたのは単なる勘違いだったのかもしれない。

    「みなみ..」
    「こうしてお互いの名前呼ぶのも久しいですね」

    何日たったのか、元の世界と時間の流れは違うのかそれは2人には分からない。ただ分かるのは

    「ずっと会いたかった」
    「私も」

    お互いを求める気持ちが増して強いことだ。

    「巳波も」
    「ええ、あなたがどこに行ってしまったのかずっと気が気じゃなかったんですから」


    「変だよな、オレたちさ同じメンバーなのに」


    ŹOOĻとして、共に活動する仲間として一緒にいる時間の方が多かったからこそ、1人になった時の孤独にはとても耐えられなかった。

    「はぁ...なんだろやっぱみな..仲間といるとすっごい安心する」

    「っ...そうですか」

    そう言って悠は後ろのソファーにもたれ掛かり、とろんとした目でこちらを見つめていた。

    「まったく..」

    そう呟く巳波の目は逆の方を向いていた。立ち上がり扉へ向かう。


    「え」


    その意味を理解できない悠ではない。


    「もう眠いのでしたら、今夜はここまでにしましょうか」

    一気に目が覚める


    「まっ、やだよなん、どうしたの急に..オレ、なんかした」


    「そういう訳ではないのですが..」


    きまりの悪い返事に納得いかず立ち上がって追いかけようとするも慣れないパンプスのせいか足元がおぼつかない。

    「いぃっ..」

    脱げばいいのにそうしないのは、素足を守る方法がこれしかないと思っていたからだった。

    「脱げばいいじゃないですか」
    「やだよ、汚いし」

    頑なに脱ごうとしない悠。
    巳波は今にでも転んでしまいそうな彼の姿をこれ以上見続けるのは自分の気持ちを隠すことよりも耐えられなかった。

    「.....亥清さん、あなたご自分がどのような格好をしているのか分かっていますか」

    「女の子になってるけど、それが何キモいってこと」

    「そうじゃなくて..」

    「オレだってわかってるよ、でもしょうがないじゃん望んでなったわけじゃない」

    「...好きです、気持ち悪くなんてない。最初に言ったじゃないですか魅力的だって」

    「えっと..」

    「亥清さん」

    「はい..」

    「あなたを抱いてしまいたくなるくらいなら、もう会わない方が良いのかもしれない」


    それが、巳波の精一杯だった。

    「だ、、だくってどういう」

    だけどお子様に理解させるには不十分な回答だった。

    「せっくす」
    「せっ...」

    ようやく伝わったようで悠の顔一気に真っ赤に染まる。


    悠の事は好きだと思いながらも、弟のように接しようと努めてきた。恋愛感情と呼べる気持ちをずっと心の奥に大切にしまい込んでいたのだった。

    「でもオレ達、キスすらしてない...っていうか巳波してこなかったじゃん」

    「して、欲しかったんですか」


    うっ..わかってる癖に、と返事をする代わりにこくりと頷く

    「...」

    動揺していたのは巳波の方だった。いきなり付き合ってもいない相手に抱きたいと言われて今度こそ拒絶されると思っていた。

    息を整えて視線を戻すと綺麗な顔が目に入る。どこからどう見ても普通の女の子。


    それでも巳波の目にはいつもの悠が写っていた

    「分かりました。キスして差し上げますから亥清さんはこちらを向いてください」

    自分の方を向くように伝え、髪を整える

    「向いたよ..巳波」

    横に並び向き合うようにしてソファに座ると悠の胸元が上から見えてしまう

    巳波は特定の女性の身体に興奮を覚えたことは無かったが、悠の物だと意識するとどきっとしてしまった。

    自然とふくらみに手を伸ばす


    「やぁっ」

    高い声が響く

    「あら、可愛い声」
    「...い、いまのは..」

    必死に弁解しようとするところも可愛らしい


    「ていうかいまのは巳波がわるっ..いぁ」

    攻撃は続く

    比較的大きいものでは無いがふくらみに触れられる度にぴくんと跳ねる悠が可愛くてつい触れてしまう

    「みなみ、、やめ..」


    ─悠はされるがままだった。


    キスをすると言われたはずなのに何故か胸をもまれている。

    不思議と嫌な気分ではなかった


    「..きす、するっていったじゃ...んんっ//」


    反論しようとして、何度も恥ずかしい声を響かせて、悠の心は羞恥で限界寸前だった。

    「あら、亥清さん下着は」
    「つ、つけてるけど」

    バレてしまった。咄嗟に嘘を付いたけど、目を見る限り見抜かれているはずだ。









    今日は下着をつけ忘れてしまったので服の上からでもかなり感じてしまう。









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