オーバードーズ 本出したいなあのメモ
くすりまみれ
夏油が五条をさけだしてしょうこも間にちょっと入る話 その時灰原に夏油は相談してたりする
一度体の関係をもった2人
数日後にはふいっと離れてしまう
肩組みも許されない、だる絡みも構ってくれない
五条、お前夏油に何かしたか?
してねーーーーよ!
まあそんなことだろうとは思ったけど、とことの顛末を言い当てる(身体の関係
押してダメなら引いてみろよ
硝子の助言を元にこちらから冷たく接するようになると、むしろ悪化したような感じになる
ある日夏油が熱を出して保健室に行く
流石に心配した五条は自販機で買ったジュース・甘い菓子パンを持って入る
体調の悪そうな傑はなおもそっけないが、親友の気遣いをむげにするわけにもいかず、隣に座ることを許す
食欲もないらしく、後で食べるから…と言われるので、すこしやつれていると感じたさとるは菓子パンをちぎって口に持って行く
いやいやゆっくりと口に運び、口を動かす傑
熱なのか、羞恥なのか、顔を赤くしながら目線を逸らして食べている
顔が赤いな、と感じた悟は額を合わせて熱を測る
っ、ぁ
熱いな、結構しんどいだろ
….
傑?
ぽす、と胸に手を当てて少し離される
すぐ、
やめてくれ…
その一言で少し傷ついた悟はああ、身体の関係を持ってしまったことを悔やんでいるのだろうかと考える
…ごめ、そうだよな
俺帰るわ
じゃ、と後にしようとする悟
あ、さと、っ…
待っ 待ってくれ!
体重のバランスを崩してベッドから転がり落ちる傑
傑!?おいなにしてんだ
そ…側に…
…
わ、分かってるんだ 君とは体の関係だけなんだって 親友なんだって
い、今… この時だけ、私のわがままを聞いてくれ…ないか…
いや、え?ん?は? いやいるけどさ
お前、色々勘違いしてるし勝手に自己完結してるからなんもわからねぇよ
腕を掴んで話を聞く体制に入る
だ、だって、私に欲情できるわけ無いじゃないか。鍛えているし、男だし。
顔も、君のように華やかじゃない。
私のこと、思い人と見立てているんだろう?だって、そうでなければ
…
おかしい、じゃないか…
なぜか泣きそうに、眉を垂らして顔を背ける
悟は大きなため息を吐く
やはり、そうだよな。…私なんかに
口を塞がれ、深いキスをされる
何勝手に自己完結してんだ?なんで好きでもねーやつのこと考えてお前とセックスしなきゃならねえんだよ
あのな、俺、お前以外見てねえから
真正面からの告白にしどろもどろになる
体に興奮するのは、筋肉のつき方でちょっとくびれを女性に見立てているんだろう?
無い
不意に見せる顔がどうって君は言っていたけど それだって重ねて
無い
か、髪は長い、から 君はそういうところから
ねえっつってんだろうが!!!
俺は!お前が!傑が!好きなの!
そういうクソ真面目なところも!全部!
…俺にはお前しかいねえんだよ
全部、全部ぶつけたい
怒りも、悲しみも、好きっていう感情も
傑が好きだ、それじゃダメなのか?
ぽろぽろと泣き出す夏油
あ、ぅ、はは。もう、やめてくれよ。
惨めだって笑ってくれ。
私には愛を受け止められる器がない。
君のその、真っ白な、純白な想いを穢したくない。
私は私であるために、人々を救って、
救ったふりをして 生きている
こうすれば、きっと喜ぶだろうと
与えることには慣れている
呑み込む事にも慣れている
呪いで汚れている私には、君はあまりにも
素敵、すぎるから
お前さ
なんでそんな煽ることばっか言えるわけ?
え、は
キスをしながら乳首をいじられる
さとっン、あっあっ、ひ、
お前が嫌って言っても与えまくってやる
全部、呑み込むの、得意だろ
そうい、ことじゃっ
お前が堪らなく俺を欲しがるくらいに
お前の中身変えてやる
欲しくて堪らないって、顔にさせてやるよ
さと…
コホン。
ハッと気づくと硝子がドアに体重を乗せて腕組み。
そこ、使うんだけど?
学校でいちゃついてんじゃねーぞクズバカップル共
しょ、しょっしょうこ!?
あー…わり、火付いたわ
傑をお姫様抱っこで抱える
やっぱお前最近なんも食ってないんだろ
軽いのなんの
軽いわけないだろ…やめろ…おろせ…
はい、じゃーその先は部屋に戻ってでもどうぞー
ん、じゃあな
サンキューな、硝子
はいはい