一途に想います。次は、いつ会えますか。
その一言が言えずにもう数ヶ月が経った。意気地のない私が勇気をだしてあの人に告白した時、大きな目をさらに大きく見開いてうるうると涙を滲ませていたのを覚えている。私も、まさか受け入れてもらえるとは思ってもいなかったから、少しだけ釣られて涙ぐんだ。
それから一週間で初めて、小さな手に触れて、一ヶ月が経たない頃に柔らかな唇を許してもらった。何度も何度も味わうように自分の唇を重ねた。ティーンの男の子のようにはしゃいだ。嬉しかった。
そして、初めて身体を繋げたのは二ヶ月も経たないくらい時を経た夜。任務終わりの彼女を迎えに行った後。
「アッ……っ、ぅ……いじちさ、ん!」
「はぁ……は、いたく、ないですか……?」
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