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    sunlight_yuki

    @sunlight_yuki

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    sunlight_yuki

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    いつもの方の一枚目より。いい加減しつこいかもです(;'∀')インスピレーションをありがとうございます。

    夏の思い出「もう、燐音君も少しは手伝ってほしいっすー」
    「えー、だってそれってニキがついてないのが原因っしょ」
     夏ばれの空の下、Crazy:Bの合宿が開催された。もともと、まとまる気がないメンバー構成なうえに、最近多忙なこはくをねぎらって親睦を深めてこいという上司命令だった。
    くじ引きであたりをひいてしまった二人が買い出しに行くと決めたのは燐音。確率2分の1だから大丈夫だろうとふんで、いっぱい買い物をお願いしようとしてたのがニキ。
    2人仲良く当たってしまったというわけだ。
    「ほらほら、もうすぐ次だぞ」
    「もうすぐって、まだかなり遠いじゃないっすか、もうお腹すいたっすー。」
     小学生のように、じゃんけんで負けた者が次の電柱まで荷物を持つということにしたはいいものの。
    「燐音君、全然負けないじゃないっすかー」
     というわけで、商店を出てからずっと荷物持ちなのである。

    「「じゃーんけん、 ぽん」」
    「あー、やっと勝てたっす。やったー」
    「しょうがねぇなー、んじゃ交代してやるよ。」
     といっても、目的地はもうすぐ。
    「競争なー」
    「ちょっと待ってー」
     暑さに負けない元気なアイドルたちを、涼しい波音が見送っていた。
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    雨月ゆづり

    PROGRESS三つ編みを切られたマヨイの話。
    ニキマヨ。
    椎名の実家アパートで同棲している設定。

    この後の展開に悩んでいるので、出来ているところまであげておきます。
    マヨイが可哀想なままで終わっているので、幸せなニキマヨを読みたい方は、完結までお待ちください。
    (最後はちゃんと幸せにします)
    マヨちゃんの三つ編みが切られた話 もしも彼が髪を切ることがあるとすれば、それは当然、彼自身の意思によるものだと思っていた。

    「ただいま戻りましたぁ」
     玄関の方からマヨイの声がする。時刻は夕方と呼べる頃だったが、空はほとんど夜の闇に沈んでおり、ほんのわずか、夕焼けの気配を残していた。
    「おかえりマヨちゃ――その髪は……?」
     いつも通り玄関まで出迎えに行くと、そこにいるのは帰って来たばかりのマヨイだった。間違いなくマヨイだったが、それはニキが想像していた姿とはすいぶんと違った様子のマヨイだった。
     今まで無理やり帽子と、襟の高いコートで隠していたらしい葡萄色の髪の毛は、帽子とコートを脱ぐと、ばさりと肩あたりで広がった。左右の長さがバラバラで、お洒落を狙って意図的にやったアシンメトリーな髪型とは全く違う。不格好なザンバラ髪だった。
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