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    um040d

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    um040d

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    何が何でも自分のせいにしたくない亮くんです。
    書き殴り。ほとんど台詞。
    爪に所属してる時の話。名前のない捏造モブと島崎の会話。
    ※雰囲気だけの拷問描写があります

    でもでもだってここ、あなた方の最後の拠点なんでしょう?こんな簡単に私たちにバレていいんですか?
    心当たりは?無いんですか?それはないなあ。だって現にここに私がいる。
    可哀想に。きっと人を見る目がなかったんでしょうね。
    え?私はそもそも見る目がないだろうって?
    あはは。面白いですよ。いいですね。
    「い、言ってな……」
    3本目。
    (ぽきぽき。骨を折る音。)
    「ぎゃあ!」
    うわあ、痛そう…私ね、こういうの本当はやらないんですよ。
    ほら私、こういう力だから。あなたの痛覚が今どう働いてるかもわかるので。結構辛いんですよ……想像してしまって……。
    そっちに治癒系の能力者……Aさんがいるって聞いてるから、安心して指示通りやってるけど。これが違ったら嫌だなあ……。
    どうなんですか?うわさの治癒能力者はどこにいるんでしょうか。吐いていただければ、そのAさんを捕まえて、Aさんにあなたの怪我を治させて、それから本部に連れて帰って、2人とも爪に降伏してもらって……。
    だからそもそも、Aさんがいないとあなたの怪我も治せないというか。うちにそんな高度な医療技術はないので、早く吐いてもらわないとお互い困るというか……。
    え?あなたがAさん?早く言ってくださいよ。
    じゃあ早く本部に……え?何。え、治せない?治せるのは擦り傷だけ……?
    治せないのか……しまった。やり過ぎたかもしれない。
    ……ちょっと待ってくださいね……。
    もしもし……ボスですか。はい。島崎です。頼まれてた治癒能力者なんですけど……言われた通り拷問した相手が、そうだったんですよ。はい、そう、それが治癒能力者で……
    しかも擦り傷程度しか治療出来ないらしく。拷問で負わせた怪我を治せないとのことで、ちょっと間に合わないかもしれなくて……。
    何が何でも連れて帰れ?治癒能力者は貴重だから?間に合わなかったら……はい、間に合っても治療費、私持ち……はい……。はい。わかりました……。
    ……あー……。
    ……乗り込んで、近くにいたやつを拷問して聞き出せって。傷はヒーラーに治させればいいからやり過ぎても良いって。言ったのはボスなのに。
    私の責任なのか。はあー……。
    ……ということなので。ちょっと揺れるけど、頑張って耐えてくださいね……。

    ———————————————

    ・このあと統一郎のエネルギーを分け与えられてなんかすごい治癒能力者になったAは自分で自分を治療して復活。
    ・統一郎のエネルギーを分け与えた代を治療費として、島崎の給料から引かれた。

    おしまい!
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    Replies from the creator

    um040d

    TRAINING大遅刻です。島テルのお月見。
    主には島崎の視界の話。色々捏造しながら解釈しています。全部妄想。
    団子も月も最後は空気どころか何故か星座の話になります。あとテルくんが少し島崎に当たりが強めかもしれない。
    地の文練習だったけど途中から力尽きています。小説はこれが初めてなので大目に見ていただけるとうれしいです・・・。
    おつきみ「島崎さんって良いタイミングで来るよね」

    輝気は突然の来訪に驚きもせずそう言った。輝気はちょうど台所の片付けをしているところで、もし来たのが調理の最中なら色々手伝わせたのにと思うと嫌味の一つも言いたくなる。
    台所のシンクに跳ねる水の音は洗面台のものと違って少しうるさい。少し声を張りながら話す。

    「お月見団子を作ったんだ。今日は満月だから。たくさんあるから食べて良いよ」

    片付けを終えた輝気は、団子が乗っている皿を島崎にも分かるよう音を立てて置いた。
    ゴトリ。団子というよりは夕食の大皿を想像させるような、かなり鈍く重い音だった。それを聞いた島崎は耐えきれずと言ったふうに笑った。
    ・・・確かに作りすぎた自覚はある。砂糖を使わないレシピを選んだから、余ったら味噌汁に入れても良いな、せっかくだし明日も食べようかな、なんて思ってレシピより多めに材料を出してみたらちょっとすごい量になってしまった。団子を丸めすぎて手が疲れたし、細かくちぎって丸めるのが面倒になったので後半の団子はかなり大きい。でも輝気は2日かければ食べきれる自信があった。だから、この男が来て助かったとかは別に思っていない。本当に。
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