ダンマカ万理の妄言ダンマカ世界の万理さんは地上人
ある日地上人は虫ケラ思考の典型的アークの民だった若かりしロイエが地上に任務でくるんですよね
で、舐めてたら抵抗組織に惨敗し隊は壊滅。命からがら逃げた先の名もない集落で万理に助けられるんです
この時の経験が後にシャオを救うことに繋がるんですね(存在しない記憶)
交流を深めていくうちに地上人もアークの人も違いはないのでは?と思い始めた頃
ロイエを探してやってきた教会の応援部隊と交戦状態になって部隊を止めようと飛び出したロイエを庇って万理は重傷を負うんですよね
そして「アークの人だって知ってたよ、分からないわけがないだろ」ってロイエに告げるんですよね
知ってて助けた理由がわからないというロイエに対しておまえが助けてって顔してたからって茶化すんだけど
訳がわからないって怒鳴って
僕を助けなかったらおまえは生きれた…ってロイエが初めて泣くんですよね
突然感情をむき出しにしたロイエに面を食らいつつ目をすって細めながら優しく頭を撫でるんですよ
そして「おまえは真面目すぎるんだよもう少し適当に生きていいんだ、ここで過ごした数日みたいに」っていって笑うんですよ
この言葉が後々のロイエの生き方に影響を与えるんですね(存在しない記憶2)
そして、「おまえユニティオーダーとかいうのでちょっと偉い人なんだろ、だったらもっと上にいけばいい、おまえみたいなやつが上に行ったらこんな酷い世界も少しはマシになるかも、なんてな…」
ってふざけたように笑うんです
それに対して「適当に生きろと言ったり出世しろって言ったりどっちなんだ」って思わずロイエも笑うんです
銃声のなかで不釣り合いに笑いあう2人
そして、「こんな世界じゃなかったらおまえとは友達に…いや悪友になってたかもな、好きなことして自由に生きて、そうだ歌でも歌って自由気ままに過ごせたらいいな」って夢みたいな世界の話をするんです
次出会えた時そんな世界だったら……
そこでパタリと言葉が止まって
ロイエが万?って顔を覗くと酷く幸せそうな顔をして眠りについてるんですよね……
万理が逝ってしまったことに気づいて
いい奴なんかじゃない、お前の方がずっと…って言って万理の亡骸を抱きしめながら涙を流すんだ……
妄言です